不妊去勢去勢をしなかった2頭の猫が19頭に増加。五泉市の多頭飼育崩壊をレスキュー
アニマル・ドネーションでは、皆さまからお預かりした緊急支援基金を10頭以上の多頭飼育崩壊レスキューに入り5頭以上引き取られた団体様へお届けしています。
2025年9月28日と10月18日に多頭飼育崩壊現場からレスキューした『新潟動物ネットワーク 』さんに、緊急支援基金として12月31日に110,000円をお届けしました。
今回は、レスキューの詳細と基金の使い途について、スタッフの儀間さんにお話をうかがいました。
2頭から始まった多頭飼育崩壊と、猫を手放せない飼い主の葛藤
ー多頭飼育崩壊のレスキュー依頼はどこからありましたか?
「五泉市で個人で猫のレスキュー活動をしている方から連絡が入りました」
ーどのような経緯で多頭飼育崩壊が起きたのでしょうか?
「60代のご夫婦で年金暮らし。始まりは2頭の出入り自由の猫でした。不妊去勢手術をしなかったため、それぞれが計11頭を産み、多頭飼育崩壊になっていました。それらは家の中で生活する猫と、庭で生活する猫に分かれて暮らしていました。
その母猫が再び6頭の子猫を産み、また別の小屋で子育てを始めました。この子たちをNDNで保護しようとしたところ『連れて行ってはダメだ』と奥さんが反対されました」


ー奥さんが反対されたのですね。
「奥さんは心の病を抱えていて、猫たちに執着していました。しかしご主人が説得し、ようやく手放すことに同意されました。
年金生活なので手術代や迎え主を探すために、医療費や保護費がかかることは分かっているけれど、全額負担することは難しいとおっしゃっていました。一部の負担だけ承諾してもらいました」
ー現場の状況はどうでしたか?
「家は比較的きれいにされていましたが、ご近所さんからは、出入り自由の猫たちの糞尿の苦情が出ていました。
敷地内で暮らしていた猫は馴れてはいませんでしたが、保護したあとはすぐに懐きました。家の中の猫たちはとても人馴れしていて、大切に飼われていたのが分かりました」
一刻を争う現場。命を繋いだ緊急支援基金
ー今回のレスキュー内容を教えてください。
「9月28日と10月18日の2回にわたってレスキューに入りました。現場には19頭の猫がいて、そのうち11頭をNDNで保護しました。残りの8頭には不妊去勢手術(TNR)を施し、ご夫婦のもとへ戻しました」


ー今回の寄付はどのようにお使いになりましたか
「皆さまからお預かりした緊急支援基金110,000円(11頭×10,000円)は、保護した猫たちの不妊去勢手術費用、ワクチン、ウイルス検査代、健康診断代、保護にかかる費用に使わせていただきます」
ー最後に、支援者の皆さまにメッセージをお願いします。
「いつもご支援いただきありがとうございます。一般的に猫がいた、助けてほしい、など相談があっても、それにかかる費用を負担してくれる相談者が少ないのが現状です。寄付で成り立っている私たちの団体がずっと、この活動を続けていくためにも、ご支援をいただけるのは本当にありがたいことです。今後ともよろしくお願いいたします」
新潟動物ネットワークさんは、動物と飼い主双方を救うべく日々奔走しておられます。
活動への皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
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