保護猫の永年預かり®制度で、猫も人も幸せに
『特定非営利活動法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道』さんが2012年にスタートした『永年預かり®制度』は、高齢や病気などの理由で、猫の飼育をあきらめていた方に、「飼う」のではなく、「預かる」という形で、また猫と一緒に暮らしていただけるシステムです。
永年預かり®の利用者様の中には、これまでに何頭もの猫たちを迎え入れてきたベテランもいらっしゃいます。
2025年7月11日(金)、ツキネコ北海道の終生飼養施設「月虹山荘」にて、永年預かり®さんたちが一同に集う、初めての茶話会が開催されました。

代表の吉井さんに当日の模様を伺いました。
猫自慢に花が咲く!永年預かり®さんとの初めての茶話会
「今回の茶話会は、永年預かり®制度のアンケート調査などに尽力してくださっているボランティアの徳保さんの企画により実現したものです。
当日は、参加者の皆さまがそれぞれお茶菓子を持ち寄り、和気あいあいと猫の話や暮らしの工夫を語り合いました。 笑い声や猫自慢であふれ、時間が経つのも忘れるほどの楽しいひとときとなりました。
さらに、同じく永年預かり®として猫を迎えているボランティアのみつえさん が、長年の夢だった珈琲焙煎のお仕事を始められており、香り高いコーヒーを皆さんにふるまってくださいました。 温かい交流の輪が、猫たちの暮らしを支える力になっていることを強く感じました」


猫たちがのびのびと暮らす終生飼養施設『月虹山荘~ねこの方舟~』
茶話会の会場となった月虹山荘は、行き場をなくした猫たちが安心して暮らせる「終生飼養の場」であると同時に、支援者や預かりさん、ボランティアの方々がつながる「交流の場」ともなっています。

月虹山荘と永年預かり®制度の今後について、吉井代表より次のようなコメントをいただきました。
「今回の茶話会を通じ、永年預かり®さんたちが猫との暮らしを大切にし、また同じ思いを持つ仲間と出会うことで、支え合いの輪が広がっていくことを実感しました。
私たちは、今後も永年預かり®制度の普及にさらに力を入れていきたいと考えています。 そして月虹山荘を、猫たちの命を守る場であるとともに、人と人、人と猫が心でつながる場所として、今後も活用してまいります。
今後は、久しぶりに「ツキネコLive」の開催も予定しており、音楽や交流を通して、より多くの方に月虹山荘の魅力を知っていただければと願っています。
猫たちがのびのびと暮らすこの施設が、支えてくださる皆さまのお力で成り立っていることに、あらためて心から感謝申し上げます」




猫と人、人と人をも幸せに繋ぐ、ツキネコ北海道さんの活動と、大切な交流の場である月虹山荘を維持していくために、寄付で皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
*********************************
◆「特定非営利活動法人 猫と人を繋ぐツキネコ北海道」さんのご紹介・ご寄付のページはこちらからご覧いただけます。
※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。
*********************************