多頭飼育崩壊から45頭の猫を助けるために
アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。
岩手県盛岡市で、「近隣の住民の迷惑をかけずに社会に理解の得られるような活動」をモットーに地域猫活動を行なっている『動物いのちの会いわて』さんへ、2024年12月に305,154円、2025年1月に199,754円、2月に256,941円の寄付金をお届けしました。
寄付金をどのように使われたのか詳しくお話を伺いました。
連続多頭飼育崩壊による大型レスキュー
ー 今回の寄付をどのようにお使いになりましたか
「岩手県では、昨年末に立て続けに多頭飼育崩壊が3件起こりました。合計で45頭の猫の引き取りを行いました。
ご寄付は、その子達の医療費に使わせていただきました」
━どのような背景で多頭飼育崩壊が起きたのでしょうか。
「1件目は、岩手県の山間部でした。一人暮らしの飼い主が長期入院になったことにより、起こりました。
私たちで14頭の猫を引き取りました」
「2件目も、岩手県の山間部でした。ご家族の死をきっかけに、お世話ができない弟さんと20頭の猫が残りました。
保健所さんと協力しながら、20頭全て引き取りました」
「3件目は、岩手県中間部でした。家庭内傷害事件により、11頭の猫を保護しました。
この子たちも虐待を受けていたようで、保護された当初は、物音にビクッとしていました」
「立て続けに3件の多頭飼育崩壊からのレスキューがあったため、体力的にも大変でしたが、
一頭でも多くの猫を救えるよう、尽力していました。引き取った猫たちは、ありがたいことに里親さんが見つかった子たちもいます。
第二の猫生を幸せに過ごしていてほしいと願うばかりです」
ー ご支援くださる方々にメッセージをお願いいたします
「私たちは、動物たちが少しでも良い環境で暮らせるよう日々活動しています。
動物愛護を取り巻く環境については、一進一退ではありますが、昔と比べて少しずつ良くなってきた気がしています。
しかし、飼い主さまの経済事情や家庭環境など、複雑な課題により辛い思いをしている動物がいることも事実です。
そんな中で、私たちの活動を支援してくださっている方々の力が大変励みになっています。
これからも温かいご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします」
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多頭レスキューにも奮闘されている動物いのちの会いわてさんへの寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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