+イイコト

+イイコトに「株式会社KADOKAWA」様がご参画

今回「+イイコト」にご参画いただくことになったのは、株式会社KADOKAWA様。

アニドネの活動理念に深く共感いただき、長年ともに暮らした愛犬を看取る飼い主の想いを描いた漫画『アルへ』の売上に寄付をつけていただけることになりました。

 

作者自身の愛犬の看取り体験を綴った漫画『アルへ』

株式会社KADOKAWAの BRIDGE COMICS から刊行された『アルへ』。

鹿児島県出身の漫画家・あるた梨沙さんが、長年ともに暮らした愛犬「アル」とのかけがえのない日々、そして看取ったときの想いを、あるたさん自身の視点で丁寧に描いています。

犬と暮らしたことのある人なら誰もが胸に迫る、温かな気持ちが詰まったハートフルコミックです。

 

<原作者プロフィール>
あるた梨沙さん
2018年、自身のカメラマン経験をもとにした漫画『明日を綴る写真館』(BRIDGE COMICS/KADOKAWA 刊)でデビュー。同作は平泉成さん主演、佐野晶哉(Aぇ! group)さんほか豪華出演陣により2024年に映画化。趣味はゲーム、食べること、そして犬が大好き。

 

<あらすじ>
なによりも大切だった、きみとの別れ。

17年間、いろんな場所に行って、いろんなことをしたよね。
どこに行ってもなにをしてても、いつもアルは私だけを見ててくれたね。
耳が聞こえなくなっても、目もあんまり見えなくなっても、それでも私を探すんだよね。
ここにいるよ。

アルの一生はどうだった? 楽しかった?
私は一緒にいられて最高に楽しくて幸せだったよ。
でももっとアルを撫でたかった、匂いを嗅ぎたかった、写真を撮ればよかった。
17年も一緒にいたのに全然時間がたりなかった―――。

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愛犬への“恩返し”の気持ちで届ける寄付

今回の「+イイコト」参画にあたり、『アルへ』作者のあるた梨沙さん、そして株式会社KADOKAWA 編集担当の宮内さんにお話を伺いました。

 

― なぜ寄付をしようと思われましたか?
あるたさん
「アルが犬という存在の優しさや強さを教えてくれたからこそ、私は犬が大好きになりました。この寄付で、どこかの犬が少しでも救われるなら、それはアルが残してくれたもの。私にとっては“恩返し”に近い気持ちです」

 

― どのような寄付になりますか?
KADOKAWA・宮内さん
「2025年12月8日から2026年3月31日までの期間限定で、『アルへ』の売上の一部を寄付させていただきます」

 

― ご寄付をどのように使ってほしいですか?
あるたさん
「高齢犬・高齢猫や、病気を抱える保護動物の医療費、そして現場で必要とされるさまざまなことに役立ててほしいです。動物たちが安心して過ごせる環境づくりのために使っていただければ嬉しいです」

 

― 日本の動物福祉について思うことは?
あるたさん
「“愛玩動物”という意識が強く、命として向き合う姿勢がまだ十分とは言えないと感じています。可愛いだけではなく、共に生きる“伴侶”として受け止める考え方が広がってほしい。動物を家族に迎え、保護や看取りを特別なことではなく“あたりまえ”に受け止める社会になってほしいと思います」

 

― アニドネにひとことお願いします
あるたさん
「多くの団体と寄付者をつなぎ、動物たちを支えてくださってありがとうございます。自分の作品を通して支援に参加できることが励みになります。これからも多くの命が救われるきっかけを生み出していただければ嬉しいです」

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このたびは「+イイコト」へご参画いただき、誠にありがとうございます。
犬への深い愛情がつまった漫画『アルへ』。いつか訪れる、愛犬との別れのとき、私たちは何を思うのか?

そんなことを考えさせられるストーリーです。ぜひお手に取ってみてください。

 

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※掲載の文章・写真は、公益社団法人アニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。

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