特定非営利活動法人 わんにゃんレスキューOHANA

保護団体

(2025年12月1日掲載開始)

茨城県神栖市を『殺処分ゼロ』のまちへ。捕獲から譲渡まで、自分達でおこなう犬猫の保護団体

茨城県神栖市の収容頭数を減らすために立ち上げた、地域密着の保護団体です。神栖市の殺処分0・収容0を達成し、いずれは茨城県全体の効果になるよう活動を続け、保健所や愛護センター収容前の野良犬たちの情報を集め、現地で自ら捕獲をする「蛇口閉め活動」を行っています。
猫のTNR活動も行っていますが、これらの保護活動と同様に大切なのはその地域の飼い主意識を変える啓発活動です。終生飼養を定着させる活動にも力をいれています。

活動内容

犬猫の保護活動だけでなく、学童向けの啓発活動も積極的に実施

 

『ZERO KAMISU』という目標を掲げ、動物指導センターからの引き出しではなく、自分たちで大型トラップを作り、犬の行動をリサーチし、自分たちで野犬を保護し、譲渡する活動をしています。茨城県内ではいまだに放し飼いや遺棄、脱走の放置などによる野犬問題が根強く残る地域です。犬も猫も正しく飼育し、新たな野犬や野良猫を増やさぬよう、飼い主の責任感と適正飼育への意識向上が必要で、啓発活動も積極的に取り組んでいます。

また、知り得た情報から何度も現地に足を運び、野犬の状態をリサーチし、譲渡につなげやすい子犬から保護し、難しい野犬の成犬捕獲にも挑みます。

猫に関しては、『100livesさくら猫活動』を軸に年間100頭のTNRを目指しています。

また、「しっぽ研究所」では神栖市内の学童で啓発活動も積極的に実施し、子どもたちに、「犬も猫も人と同じ気持ちを持っている」という命の大切さを伝えています。

今後のビジョン

「ZERO KAMISU」達成と啓発活動の促進

 

『ZERO KAMISU』(神栖市から動物指導センターへの犬の収容を0頭にする活動)、猫のTNR、飼い主や学童向けの啓発活動をミッションとしております。

現在も神栖市内には野良犬・野犬が多くいます。保育園、小中学校、児童館の庭にも野良犬・野犬が入ってきてしまっている状況です。

子供たちの安全や、感染症を防ぐためにも、野良犬・野犬を保護を続け、野良犬・野犬がいない神栖市を目指しております。

また、野良猫も多く、野良猫間の感染症が蔓延しています野良猫についてもTNR活動を実施し、見守っていきたいと考えております。そして、モデル地区を作り、地域猫活動を促進していくことが目標です。

啓発活動としては、しっぽ研究所としてキッズメンバーとともに犬猫の正しい飼育方法などを楽しみながら教えています。将来的には、学校の授業に取り入れてもらったり、団体でフリースクールを設立したいと思っています。

寄付使途

活動拠点の整備費、光熱費、その他非営利活動費

スタッフからのメッセージ

特定非営利活動法人 わんにゃんレスキューOHANA

代表理事 松本 恵美さん

OHANAは、野良犬の「センター収容」を食い止めるため【ZERO KAMISU】というプロジェクトを立ち上げました。
OHANAが目指すのは、神栖市における野良犬の「センター収容ゼロ」です。
これまで、捕獲・初期医療・隔離などは動物愛護センターが担っていました。
OHANAはそのすべてを担い、センターに頼らずに命を守る「蛇口を閉める」活動を実践しています。自ら捕獲し、医療をかけ、隔離・ケアを行い、譲渡までを一貫して行っています。
まずは、私の暮らす神栖市から。
茨城県の「動物福祉モデル地域」になれるよう、全力で取り組んでまいります!
どうか皆さま、OHANAの活動を応援して頂けると幸いです。

里親さんからのメッセージ

里親さん

葛 佳織さん

娘の学校の探究活動でOHANAさんを知り、お散歩ボランティアから始めました。それから放浪中の犬を保護し、譲渡まで経験しました。
この経験から、預かりを拒否していた夫も興味を持ち、娘の夏休み限定で子猫の預かりをしました。
猫は初めてで戸惑うことも多かったですが、OHANAのメンバーに助けられ、譲渡まで経験しました。3匹の預かりのうち2匹は里親に、1匹は息子が溺愛していたため我が家に迎え入れました。
保護活動を経験することで、子供たちの成長を感じ、適正飼養の重要性を痛感しました。娘は現在、犬猫の幸せな未来のための啓発活動に参加しています。

基本情報

団体名

特定非営利活動法人 わんにゃんレスキューOHANA

住所

茨城県神栖市堀割一丁目8番1-1

TEL

080-6795-0103

メールアドレス

ohanakamisu0702@gmail.com

HP

https://ohanakamisu.sakura.ne.jp/ohana/

代表者

松本 恵美

活動収支報告

https://ohanakamisu.sakura.ne.jp/ohana/%e5%8f%8e%e6%94%af%e5%a0%b1%e5%91%8a/

詳細情報

活動開始日

2022年03月01日

活動エリア

茨城県神栖市

スタッフ数

56名

※2025年10月現在

団体業態

預かりボランティア型

シェルター

動物種

犬 約5割

猫 約5割

保護頭数

2024年

犬(保護数:26頭  譲渡数:29頭)

猫(保護数:9頭   譲渡数:22頭)

 

2023年

犬(保護数:35頭  譲渡数:39頭)

猫(保護数:33頭  譲渡数:17頭)

 

2022年

犬(保護数:53頭  譲渡数:49頭)

猫(保護数:28頭  譲渡数:25頭)

 

累計

犬(保護数:124頭 譲渡数:117頭)

猫(保護数:70頭 譲渡数:64頭)

しつけ

犬:セミナー等で元野犬の性質を理解し、自らの意識で人から離れない事を選択できる犬になるように、日々のお世話やトレーニング。

 

猫:環境や先住猫に慣れてもらうため、その子にあったゲージやお部屋を用事し、ストレスが少ないように少しずつ環境や人馴れを実施

獣医

協力有(いながき動物病院の神栖分院として登録済)

平均滞在日数

1.5年

譲渡条件

対面説明・自宅確認・トライアル期間・室内飼い・家族構成の確認・年齢制限・生活スタイル・飼育指導・ワクチン・狂犬病予防接種・フィラリア抗体検査・不妊去勢手術・マイクロチップ

フォローアップ

譲渡金額

犬55,000円、猫35,000円+お届けの交通費(高速代、ガソリン代1020円)

譲渡後戻り頭数

過去1頭のみ

動物に対する福祉体制

預かりボランティア宅での生活は、完全室内フリー飼育・冷暖房を使用してもらっている。そのため、里親様宅でも同様の条件で飼育していただいている。

団体設立のきっかけ・沿革

代表の松本さんは13年アグリドックレスキューの預かりボランティアを経験し、保護犬たちを身近で見てきました。しかし、茨城県動物指導センターの収容は止まりませんでした。そのような状況を改善したいと思うようになり、まずは収容頭数の多い地元 神栖市からの収容頭数を減らすために、また、市長との対談をできるよう、団体立ち上げに至った。

団体の特色

ZERO KAMISUという目標を掲げ、動物指導センターからの引き出しではなく、自分たちでトラップを作り、犬の行動をリサーチし、自分たちで野犬を保護し、譲渡する活動をしている。

活動内容

犬猫の保護・譲渡。猫のTNR活動。啓蒙活動

定期イベント

毎月第一日曜日に譲渡会を開催。(場所や時間は都度SNSにて報告)。団体主催のわんにゃんフェスティバルを定期開催したり、県内近隣のイベントなどにも参加。

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