新潟動物ネットワーク
保護団体
人と動物との共生を目指して。スキル・やりたいことを活かして、フットワーク軽く幅広い活動を実施
        動物を人と同じ「命」として大切に思ってきた代表が、20代半ばから動物問題に関する活動をスタート。2001年、身近な動物問題に誰でも取り組めるような場として『新潟動物ネットワーク(NDN)』を設立。「新潟」と「動物」を結んで大きな輪になることを願って名付けました。
団体の理念は「目の前の1頭の命を大切に思う」ことと「社会の中での動物のあり方を考えて活動する」こと。そのために、何かに特化するのではなく、その時に「必要な」問題に対してできることを行う。まさに大きな輪をつくるように行政・獣医師会・ペットショップ・動物愛護団体などが役割分担をしながら協力関係を作り、動物愛護活動に取り組んでいます。      
活動内容
保護・譲渡活動だけでなく、年間約800件の猫問題の対応や「命の大切さ」を伝える啓発活動も
シェルターや保護施設は保有せず、各種相談対応の事案からレスキューした猫を中心に、代表をはじめスタッフや預かりボランティアさんが一時預かりしています。そして、定期的に譲渡会を開催し新しい家族につなぎ、譲渡後のサポートも行っています。一般の方が保護した猫も、会に登録してホームページに掲載し、譲渡会に参加できるような体制も整えています。
近年は猫の問題が多く、年間およそ800件のさまざまな相談(野良猫、地域猫、TNR、多頭飼育崩壊など)に対応。時には福祉関係者・行政と連携して対応にあたっています。
そして、啓発活動も多方面で開催。例えば、学校での犬猫とのふれあいや「命の大切さ」を伝える活動、アニマルウェルフェアの勉強会や新潟県内さまざまな場所でのイベントの開催など、動物愛護・動物福祉を社会に広めるための活動を行っています。
今後のビジョン
目の前の1頭の「命」を大切に!より良い社会を築くために「動物福祉」を広める活動を
野良猫問題の影には餌だけを与える多頭飼育者の存在が見えてきました。また、多頭飼育崩壊問題では経済的困難や高齢の方など、個人では解決できない状況も明るみになっています。今後の数年間もこの2つの問題に注視していきます。
「動物福祉」の理解を広める必要もあります。人は動物の管理者であり、同じ「命」。だからこそ、関わる全ての動物たちへの深い責任があります。動物の立場になり、どうしたら幸せかを考える「共感力」を磨くためにも、常に学びの機会を持ち続けます。
子どもたちへの正しい教育も大人の責任。子どもたちのために、講話、絵本の読み聞かせ、犬猫とのふれあいなどを今後も行い、より良い社会をバトンタッチできるよう役割を果たしていきます。
寄付使途
保護動物の医療費、その他非営利活動費
この団体の活動・お金の使い途レポート
基本情報
- 団体名
- 新潟動物ネットワーク 
- 住所
- 新潟県新潟市東区北葉町13-4 
- TEL
- 090-2844-4881 
- メールアドレス
- 代表者
- 岡田 朋子 
- 会員構成
- 有(一般会員:235名 準会員:1304名) 
 *2024年10月現在
 
詳細情報
- 活動開始日
- 2001年7月 
- 活動エリア
- 主に新潟県内(会則第4章第4条) 
- スタッフ数
- 専従(有給ボランティア)1名 ボランティア88名 - *2024年10月現在 
- 団体業態
- シェルター無・一般家庭での一時預かり型 
- シェルター
- 無 
- 動物種
- 犬 0.1割(純血0割:ミックス10割) - 猫 9.9割(純血0割:ミックス10割) 
- 保護頭数
- 2023年度 - 犬(保護数 0頭:譲渡数 1頭) - 猫(保護数 598頭:譲渡数 571頭) - 2022年 - 犬(保護数 3頭:譲渡数 2頭) - 猫(保護数 545頭:譲渡数 475頭) - 2021年 - 犬(保護数 0頭:譲渡数 2頭) - 猫(保護数 534頭:譲渡数 512頭) - 累計 - 犬(保護数 1278頭:譲渡数 1245頭) - 猫(保護数 6213頭:譲渡数 5860頭) 
- しつけ
- 有(トイレ、人馴れ、人間との生活慣れ、犬:散歩、猫:室内での生活) 
- 獣医
- 協力有(複数の協力獣医) 
- 平均滞在日数
- 犬(平均約300日) - 猫(平均57日) 
- 譲渡規則
- 有 
- 譲渡条件
- 有(直接説明、自宅確認、トライアル期間、室内飼い、ワクチン、狂犬病予防接種、フィラリア抗体検査、不妊去勢手術、検便、血液検査) 
- フォローアップ
- 有(必ず希望者さん宅へ伺い、環境を見て脱走防止対策が出来ているか、安心してお渡しできるかを確認。仮譲渡期間中・正式譲渡後も困ったことがあればいつでも相談可。子猫など、不妊去勢手術未実施で譲渡した場合は後日、必ず実施を確認している。完全室内飼いのうえ、万が一脱走した場合は捜索に協力し、チラシの貼り出し・聞き込み・捕獲機をかける等を行う) 
- 譲渡金額
- 有 - 猫:諸経費(交通費・事務手数料)1,000円、健診代(ノミ・ダニ・寄生虫)1,000円、不妊去勢手術(メス)5,000円、不妊去勢手術(オス)3,000円、ワクチン(1回)3,000円、ワクチン(2回)5,000円、エイズ・白血病検査3,000円 - 犬:健康診断、トリミング、不妊去勢手術代を含んだ譲渡費用(オス:15,000円 メス:20,000円)保護中に不妊去勢手術を行わない場合はオス・メスともに5,000円の譲渡費用、ご自宅までお届けする際に1kmあたり15円の往復交通費(最大3,000円) 
- 譲渡後戻り頭数
- 猫(2021年約13.9% 2020年約15.8% 2019年約17.5%) - 犬(直近3年は出戻りなし) 
- 動物に対する福祉体制
- シェルターがないため、保護家庭では完全室内飼いを条件に、快適に生活できるようアドバイス。里親様宅も完全室内飼いが条件。2階からの転落防止、暑さ・寒さ対策、常にきれいな水が飲めるように、フードの質、病気になったらすぐに病院へ連れて行ってもらう等、動物の5つの自由を基本に確認。 
- 団体設立のきっかけ・沿革
- 代表が20代半ば、「動物園の動物は、しあわせなの?」というボランティアの動物愛護の会のチラシを見つけたことがキッカケで、動物問題に関する活動を開始。 - 2001年7月、身近な動物問題に誰でも取り組めるような場として『新潟動物ネットワーク(NDN)』を設立。 - 近年は主に野良猫や多頭飼育崩壊の問題が多く、年間約800件の相談対応を行っている。 
- 団体の特色
- 「人と動物の共生を目指して、一人ひとりができることを考え実行する」をモットーに、何かに特化するのではなく、犬や猫、畜産動物等の動物保護・動物愛護・動物福祉、ペット防災等に関する様々な活動を幅広く行っている。 
 野良猫・多頭飼育崩壊猫での不妊去勢手術助成金制度、猫の手募金制度(1人では解決できない問題での財政支援)も構築。
- 活動内容
- ■保護・譲渡事業 
 ・犬猫の一時預かり、譲渡会開催
 ・一般の方が保護した猫の登録・ホームページ掲載、譲渡会開催
 ・譲渡時、譲渡後のサポート
 ・多頭飼育崩壊対応
 ・地域猫活動
 ・TNR活動
 ・野良猫・多頭飼育崩壊猫での不妊去勢手術助成金制度
 ・高額医療費支援
 ■イベント事業
 ・イベント、勉強会、講演会の開催・物販
 ■アニマルウェルフェア事業
 ・(畜産動物について)農家さんの見学会、勉強会
 ・該当行政の勉強会
 ・アニマルウェルフェア勉強会
 ■啓発活動
 ・学校・施設訪問での命の大切さを伝える活動、犬猫とのふれあい等
 ・各種啓発ツール作成(パネル、チラシ、リーフレット、迷子札、ペット防災ステッカー)
- 定期イベント
- ・譲渡会 月3回(状況により増減あり) 
 ・NDNフェスティバル 年1回(2020年・2021年はコロナのため中止)
 ・アニマルウェルフェア勉強会 月1回
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