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コミックエッセイ「たまさんちのホゴイヌ」&「たまさんちのホゴネコ」からの寄付 コミックエッセイ「たまさんちのホゴイヌ」&「たまさんちのホゴネコ」からの寄付

売上の一部をアニドネへ寄付

コミックエッセイ「たまさんちのホゴイヌ」&「たまさんちのホゴネコ」からの寄付とは…

長年にわたり、犬猫の保護活動に携わってきた著者のtamtam(通称 たまさん)さんが、自身の経験を通した保護犬猫たちとの触れ合いを優しい絵と言葉で綴ったコミックエッセイ。
「たまさんちのホゴイヌ」出版から1年後に発売された「たまさんちのホゴネコ」の両方の本の売り上げの一部は『たまさん』たってのご希望で出版元の世界文化社を通じてアニドネへ寄付されます。

 

「保護活動のイメージを変えたい!楽しいこともたくさんあるんです」と語るように、個性あふれるホゴイヌ&ホゴネコとの心温まるストーリーが満載です!

注目ポイント

本を読んで知ることで寄付となり動物福祉向上へ

『たまさん』は、犬猫のキモチに寄り添って、とてもやさしい絵と言葉で分かりやすく表現しています。その理由はたまさん自身が、保護団体勤務→ブリーダー→動物病院と動物業界でさまざまな経験をしているから。
多くの方に、保護活動の悲喜こもごもを知ってもらい、現実とモラルを伝えてくれるコミックを読むことで、売り上げの一部がアニドネの動物福祉向上活動を支え、あなたのキモチで犬猫たちが救われます。

コミック購入はこちらから

「たまさんちのホゴイヌ」

「たまさんちのホゴネコ」

著者 tamtam(たまさん)へインタビュー

人気インスタグラマーのたまさん。著書について、その出版や活動の背景をお聞きしました。

 

ーなぜ本を出されたのでしょうか?

 

「本を出したくて活動をしていたわけではないんです。2018年から私が経験をした保護活動のことをインスタグラムで投稿を始めました。すると、大手WEBサイトで取り上げられたりして徐々にフォロワーが増えていきました。今までの経験や想いを誰か1人でも多くの方に伝えることができたら思い、今でも投稿を続けています。そして今回は出版社さんからも声がかかって、、。最初にDMに出版の打診がきたときは、いたずらに違いないって思って完全に疑いました。笑。

そして、1冊目のホゴイヌが発売後はとても大きな反響があって驚きました。ホゴネコ版を!という期待の声もいただき、1年後にホゴネコも本としてお届けすることができました。」

 

ー10年にもわたる保護活動の経験とは?

 

「犬猫が好きだし保護活動に興味があったから、という理由で、公益法人が運営する保護団体で職員として勤務した2年間。保護活動の辛さも喜びも知りました。その後は、動物保護に関する上で必ず問題となってくる生体販売について根源を知りたく転身しブリーダーで勤務しました。そののちは、飼い主さんの心情も知りたくて、現在は動物病院に勤務しています。その間、個人活動家として数えきれないほどの犬猫を保護し、新しい家族を見つける活動をしています。」

 

ー本を通じて知ってほしいこととは?

 

「保護しているビビちゃんの話を一例としますね。野犬としてさまよっていたビビちゃんは、行政の動物愛護センターに保護され半年を過ごしていました。誰にも心を開かず薄暗い檻の中で痩せ細り、隅っこで震えていました。その愛護センターは殺処分を行なっていない、つまり『殺処分ゼロ』なんです。殺処分はゼロだけれど、ビビちゃんのキモチを考えると本当にそれが正しいのか、を考えてしまい、私自身で保護し寄り添うことにしました。

名前の由来はビビりだから、ビビちゃん。殺されないだけでは動物福祉が満たされているとは言えない現実

 

もう一枚の写真が、1年後のビビちゃんです。人を知り、人と暮らすことを一から学びました。おすわりや待て、ハウスも上手にできるようになった。『野犬=懐かない』ではなく、人を知らないだけ。知ればこんなに笑顔になる!ということを知ってほしいんです。感情が豊かな愛すべき命であることを伝えたいんです。」

 

最初は目も合わせず、家の中でも壁に向かっていたそう。人の手の優しさ、土の柔らかさ、太陽の温かさを、ひとつひとつ知っていったビビちゃん。別犬のよう!

 

ー犬猫の本ではあるもののテーマは「生きること」だとか?

 

「はい、そうなんです。生きることに疲れたり、目標が見つからなかったり、生きている意味がわからなくなってしまったり、幸せを探すが故に周りが見えなくなってしまったり…その答え、実は全て犬猫が知っているんです。

私が彼らと出会い、生活する中で教えてもらった大切なことを記してあります。『命は大事』なんて小学生が道徳で習いそうな当たり前のことです。とても簡単なようですが、何故大事にしなければいけないのか…たまにそれが大人でもわからなくなってしまいます。

 

保護猫こいちゃん
コミックにも登場する「こいちゃん」。盲目でてんかん持ちなのに、外で生き抜いていた。保護されたときはお鼻は傷だらけ

命には必ず『物語』があります。そこに触れてみると答えが見つかるかもしれません。
自分の命、他人の命、街中で見かける犬や猫、全てに物語があることを知ってほしいです。重いテーマに聞こえてしまうかもしれませんが、この本はめちゃくちゃゆるい漫画エッセイです。小学生でも読める内容です。
是非手に取り、読んでみて、もしよかったら大切な人にも届けてほしいと思います。」

保護猫こいちゃん
現在のこいちゃん。目が見えていないのに高いところに登るし、他の猫に遊びをしかけたり…とにかくすごくパワフル!何事にも物怖じしない、生きるかっこよさみたいなものを教えてくれる

 

 

*sippoにtamtamさんの記事が掲載されています。そちらもお読みください。
個人で保護活動を続け本を出版! 保護犬たちに支えられているのは他でもない私自身

 

動物のためにできることはたくさんある!

『たまさん』からアニドネへ素敵なメッセージが寄せられています。

 

「アニドネが、保護分野ではめずらしい中間支援組織であること、寄付や情報で現場で頑張る団体を応援できる仕組みを作ってくれていることに感動しました。保護活動をしていると終わりがないことに忸怩たる思いを持つことがあります。けれど、みんながつながり、動物のために社会が目を向けるという大きなムーブメントができたら、もっと幸せな犬猫が増えると思うのです。そのための繋ぎをアニドネさんに期待をしています!」

 

たまさん、うれしい応援をありがとうございました!

ぜひコミック以外にもたまさんの発信をご覧ください。

 

ブログ たまさんちのホゴイヌホゴネコ。

インスタ tamtam__111

 

※掲載の文章・写真は、公益社団法人アニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。