寄付したお金の使い途レポート

応援の気持ちが歩みを進める原動力に

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。

手や足に障がいのある人の日常生活における動作を手助けする介助犬の育成、普及・啓発活動を行っている「社会福祉法人 日本介助犬協会」さんへ、 2025年4月に48,090円、5月に303,932をお届けしました。今回、寄付金をどのようなことに使われたのか、総務チームの佐川さんに詳しくお話を伺いました。

犬たちの健やかな成長を支える大きな力に

ー今回の寄付金はどのようなことに使われたのでしょうか?

「主に、フードやサプリメント、おもちゃなど、訓練犬の育成に活用させていただいております。

当会では、犬たちにとって人との暮らしが楽しく、健やかなものとなるよう願いを込めて、育成・訓練を行っています。犬種や年齢、性格などはさまざまですが、それぞれの発育過程や健康状態に合わせたフードや犬用サプリメントを与えています。また、犬用おもちゃやおやつなどを活用し、トレーニングやコミュニケーションの質を高めています。おもちゃの中には犬達が欲求を満たすことができる道具として齧る物や知育玩具等も取り入れています。これらは日々使用・消耗するものでありますので、皆さまからのご寄付が犬たちの健やかな成長を支える大きな力となっております。

心身ともに満たされて元気に育った犬たちが、それぞれの個性を発揮し、のびのびと活躍できることを私たちは目指しています」

夢中になっておもちゃで遊ぶ犬
噛みごたえのあるおもちゃ。大喜びで、夢中になって遊びます
楽しく介助作業をする犬たち
犬たちが無理なく楽しく介助作業ができるように訓練しています

様々なかたちで広がる「人と犬をつなぐ」取り組み

ー寄付くださる方にメッセージをお願いいたします。

日頃より当会の活動にお力添えをいただき、ありがとうございます。おかげさまで、私たち日本介助犬協会は創設から30周年を迎えることができました。これまでの歩みを支えてくださった多くの皆さまの温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

当会は『人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして』という事業理念のもと、肢体不自由者の方々を支える介助犬の育成・普及に取り組んでまいりました。さらに近年では、人の笑顔や元気を引き出すといった犬の優しくポジティブな力を届けようと、病院等へのDI犬®(※)を連れた訪問活動などにも力を入れています。また、障がい児者の方がいらっしゃるご家庭に向けて、丁寧なマッチングを行い犬を譲渡する『With Youプロジェクト』など、社会のさまざまなニーズに応えるべく、多角的に活動を展開しています。

※DI犬®:医療機関や児童相談所等でDog Intervention®(犬による介入=動物介在活動/療法 等)を行う犬

2025年3月には、訓練センターや自宅での合同訓練を経て、新たな介助犬ペアが1組誕生しました。また昨年度のWith Youプロジェクトでは発達障害などのお子さんがいらっしゃる6家庭に犬を譲渡するなど、おかげさまで人と犬をつなぐ取り組みを着実に広げております」 介助犬ペア認定報告!

認定された介助犬ペア
2025年3月に認定された介助犬ペア
病院などで活動するDI犬
近年、病院などさまざまな場でDI犬®の活動機会が増えています

当会ホームページ 活動報告もご覧ください。 →日本介助犬協会活動報告

皆様がお寄せくださる応援のお気持ちが、私たちの原動力となっています。今後もご支援賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます

 

日本介助犬協会さんでは、介助犬総合訓練センター『シンシアの丘』で定期的に事前申込制の見学会も実施しています。見学会などを通して介助犬の存在を知り、もっと身近に感じることで応援したい気持ちも大きくなっていくと感じています。これからも日本介助犬協会さんへのご支援をどうぞ宜しくお願い致します。

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※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。

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