支援者に支えられ充実した新施設建設へ&公認アンバサダーを迎えて
アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を伴侶団体の『公益社団法人 日本聴導犬推進協会』へお届けしています。
日本聴導犬推進協会さんは、聴導犬の育成と共に聴導犬の存在を知っていただく活動に力を入れられています。
補助犬の中でも聴導犬の認知度は高いとは言えず、聴導犬の役割を知っていただく活動は大変重要です。
日本聴導犬推進協会さんの最新の活動状況について長田さんにお話を伺いました。
聴導犬のための新施設建設について
―新施設建設の進捗状況はいかがですか
「資材や人件費の高騰で建設費が大幅に増えたことにより見積りの再検討を行いました。
そのため建設着工予定が延びましたが、やっと目処がたち、12月より建設地の木の伐採が始まるところです。
2025年5月くらいに新施設完成の予定になっています。私たちの長年の夢があともう少しで形になると思うととても感慨深いです」
―クラウドファンディングも立ち上げられたようですが、詳細を教えてください
「新施設建設に伴う外構工事費用のために、9/1より10/31までの2カ月間、クラウドファンディングに挑戦いたしました。
第一目標は350万円で、犬たちが安心して訓練や運動人工芝のトレーニングスペースの整備費用に
第二目標は500万円で、施設外周のフェンス設置費用に
第三目標は750万円で、アスファルト舗装費用と三段階の目標に挑戦させていただきました。
今回は、2カ月という期間があったため、クラウドファンディングのチラシをイベントで手渡ししたり、お店に置いていただいたり、またSNSで発信するなど、たくさんの方にクラウドファンディングへの挑戦を知っていただくことが出来ました。
その結果、215名の支援者様に支えられ、5,344,000円のご寄付をいただき、第二目標を達成することが出来ました。
来年5月完成予定の施設建設のために大切に使わせていただきます」
公認アンバサダーを迎えて
―今年迎えられたアンバサダーについて教えてください
「当協会の公認アンバサダーとして、島根県松江市出身のインフルエンサー『難聴うさぎ』さんをお迎えいたしました。
『難聴うさぎ』さんは、生まれつき耳が聞こえませんが、YouTubeや会社経営、タレントなど多岐にわたって活躍されています。
イベントで、『難聴うさぎ』さんが聴導犬に興味をもって声を掛けて下さったことがきっかけでアンバサダー就任となりました。
聴導犬を一人でも多くの方に知ってもらいたい!という同じ想いで、一緒にイベントに参加して下さったり、私達が苦手としていたSNSでの発信を手助けいただいています。
おかげで聴導犬のPR活動に大きく拍車がかかりました。
イベントで行っている缶バッジのガチャがあるのですが、『難聴うさぎ』さんが参加されるイベントでは、『難聴うさぎ』さん作のPR犬たちのイラスト缶バッジを手に入れることが出来ます!『難聴うさぎ』さんは、美術部出身で絵もとてもお上手です。
今後も『難聴うさぎ』さんのお力をお借りして、みんなが聴導犬を知っている、聴導犬があたりまえの世の中になるよう頑張って広報していきます。
どこかのイベントで『難聴うさぎ』さんに会えるかも?」
聴導犬のための新しい施設建設に向けて着実に前進されていることがわかりました。完成が楽しみです。
また、初めてアンバサダーとしてインフルエンサー『難聴うさぎ』さんを迎えられたことで、SNSを有効活用し今まで届かなかった人へも聴導犬を知っていただけることになるでしょう。
社会全体が本物のバリアフリーを実現させることにも繋がります。日本聴導犬推進協会へご支援をお願いいたします。
日本聴導犬推進協会さんの活動はFacebookでもご確認いただけます。
ぜひ日本聴導犬推進協会さんのご紹介ページはこちらからご覧いただけます。
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