その他の寄付報告レポート

『ワンにゃんフレンズ父母会』様より小中学生の想いが詰まった寄付が届きました!

みなさまに小中学生の素晴らしい取り組みをご紹介します。

発起人の早田詩音くんは、現在小学6年生。動物愛護センターでの犬や猫との出会いをきっかけに、素晴らしい取り組みを実現されました。

その取り組みを良い距離を保ちながら見守る父母会「ワンにゃんフレンズ父母会」様より、アニドネ経由で「保護団体」へ32,000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます。

「ワンにゃんフレンズ」の設立

発起人の早田詩音くんは、動物愛護センターで犬や猫と出会い、たくさんのことに気付き、自分達ができることは何かを考え、実現されました。
それが「ワンにゃんフレンズ」の設立です。
サイトをを立ち上げ、日本中の小中学生の意見を集めたり、動物愛護センターへの見学を促す情報発信等をされています。
犬猫たちは、大切な家族、かけがえのない親友であるはず。それなのに人間の身勝手さから酷い扱い方をされている現実を受け止め、犬猫たちの役に立ちたいという素直な気持ちを胸に第一歩を踏み出されたのです。

 

 

詩音くんにお話をうかがいました。

 

ーなぜ活動を始めましたか?

 

「父と一緒に神奈川県動物愛護センターへ見学に行ったことがきっかけでした。とてもきれいなところで、説明してくださった人はとてもやさしかったのですが、飼い主が居なくなった犬や猫たちが一匹づつ小さな部屋に入れられていて、さみしそうに僕をみたり、悲しそうに吠えたりしているのをみて、とても悲しくなりました。
僕は家ではいつも犬といっしょにいます。たいせつな家族だし、友達です。学校の友達と動物愛護センターの話をしました。僕だけでなく友達たちも、人間のかってな行動にみんな怒っていました。地球上ではおなじ生き物なのに勝手に『ペット』とおもちゃのようにいうのも変だという友達もいて本当にそうだと思いました。
僕たちは子供なので大人みたいにすごいことはできませんが、日本中の小学生や中学生が、インターネットのなかで意見やアイデアを発表したり、自分の家の近くの動物愛護センターへ見学に行くだけでも犬や猫たちのために役立つように思い、友達たちとワンにゃんフレンズをつくりました」

 

 

犬猫たちへの想い

 ー犬猫たちのことをどう思っていますか?

 

「僕は3年生4年生のころ、今と比べると学校で友達が少なかったです。家でしっぽを振って僕が家に帰るのを待ってくれている犬がいたから、さみしくなかったです。
犬の一日は、人間の四日間にあたると聞いたことがあります。犬は頭がいいので、大切にしてあげるとなつきますが、ひどいことをする人に飼われたら毎日悲しいと思います」

 

 

将来の夢に向かって

ー自分が大人になったときどんな関係を動物と築きたいですか?動物たちにコトバがあるとすれば、ワンにゃんフレンズの活動をどう思うでしょうか?

 

「ドラえもん50周年というテレビをみました。ドラえもんが四次元ポケットから出す秘密兵器が、今では本当にできてきています。
糸なし糸電話は、スマホだし、竹コプターは、人を乗せる大きなドローンです。
 僕は研究者になっていろいろな動物と普通に話ができるAIを発明するのが夢です。それをつくれば、犬や猫たちの気持ちがわかって、ひどいことをする人間が少なくなると思うからです」

 

インタビューに答えてくれた詩音くん。愛犬は詩音くんの勉強を傍らで応援

 

 

素晴らしい行動力に感動いたします。
この一歩は、日本の動物福祉の問題を一つずつ改善していく大きな一歩となることでしょう。

大人はインターネットによる弊害ばかりに目を向けがちですが、インターネット普及後の世に生まれた小中学生達が素晴らしい使い方を教えてくれました。感謝です!

これからは、勉強や部活動等で益々忙しい日々を送られると思いますが、たくさんの人を巻き込んでこの取り組みを守っていってください。

 

<ワンにゃんフレンズURL>

https://wannyan-friends.com/

 

 

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