アニドネセミナー

明治大学 国際日本学部からのインタビュー。アニドネ代表 西平衣里がセミナー実施

アニドネでは、動物福祉関連のセミナーを実施してます。最近は学生さんからの問い合わせも増えており、可能な限り対応をするようにしています。

今回は、明治大学 国際日本学部に在籍中の韓国、ベトナム出身の学生さんからのオファーでした。

 

◆日時:2023年12月4日 月曜日 17:20-18:20
場所:オンライン
対象者:明治大学 国際日本学部 一年生
人数:4名
講演:「動物と人が共存する社会を作るために、アニドネで行っている取り組みについて」
講師:西平衣里

 

アニドネセミナー 明治大学国際日本学部

 

SDGsをテーマに、留学生らが関心のある社会的課題について探求

「留学生のための学術日本語Ⅲ」という授業の一環でした。
SDGs(Sustainable Development Goals)をテーマに、留学生らが関心のある社会的課題について、問題の背景や現状に関する情報収集し、その課題解決に取り組んでいる企業や団体にインタビュー調査を行い、調査結果を踏まえ、自分たちが目指す持続可能な社会を実現するための具体的なアクションを提案するというプロジェクトワーク。
今回は、動物と人が共存する社会を作るために、アニマル・ドネーションで行っている取り組みについてお話を伺いたい、というご依頼でした。

 

アニドネの活動に対して深堀する10の質問

事前に10の質問を送ってきてくれていたので、それに答える形式でセミナーをしました。

万国共通で動物のことを好きな人もいれば、苦手な人もいます。
しかしながら、動物との共生は好き嫌いではなく、共に暮らす意義を知ることが大事です。

例えば、関係が良好な犬と飼い主さんは目と目でコンタクトをとるとオキシトシンというホルモンがでます。通称幸せホルモンと呼ばれているもので、双方が幸福感を得ることが科学的エビデンスとして証明されています。つまり、犬猫と暮らすことは人にとっても有益なことなんです。

 

このようにお話すると、学生さんたちはなるほど、と理解を示してくれておりました。

 

アニドネでは、犬猫目線のSDGs企画である、AWGs(アニマルウェルフェアゴールズ)を運営しています。
日本人でもあまり知らない日本の犬猫問題を、学生さんたちはとても熱心に下調べをしてくださっているように感じました。AWGsに関しては、他にも質問があったので、より詳しく説明をしました。

 

他にも、「最も大変だった活動は何ですか?」や「もっとも印象深い活動について」、最後の質問は「西平さんにとってアニドネはどのようなものですか?」と、講師の西平自身も深く活動を振り返る質問でした。

 

国は違えど動物問題は存在する。共に現状を変えていきたい

セミナーの最後には、生徒さんの出身国に関して、お話を伺いました。韓国では「犬牧場」が問題になっていることや、ベトナムでは昔ながらの「犬食文化」というものが一部の地域であることを、教えてくれました。
世界から見れば、日本の鯨猟やイルカ漁は非難の的です。水族館のイルカショーに関しても禁止をする国も増えています。その国の文化や宗教、歴史等の背景があって動物への向き合い方は変わります。
しかしながら、動物にも感情があること、そして特に犬猫という伴侶動物においては安心して暮らせる環境を人間側が整える方向へ向かっていることをお伝えしました。

 

 

以下、生徒さんよりお礼をいただきました。

 

「人と動物が共生する社会を作る」ということについて、詳しいお話しを聞かせていただき、深くお礼申し上げます。
また、この度のセミナーを通じて、貴団体の多様な活動について、学ぶことができました。
今後とも、貴団体の活動について、HP等で拝見させていただきます。また、機会がありましたら、活動について、お話をお聞きできることを楽しみにしております。改めまして、この度は誠にありがとうございました。

 

明治大学国際日本学部

イナヨン、ホンソジン、キムミンソン、ファムクアンアイン

 

 

 

アニマル・ドネーションでは、動物業界、メディア、飼い主さん、福祉大学生、お子さん向けとさまざまな対象の方別にセミナーを行ってきた実績があります。動物に対しての正しい知識を知ることによって、より動物に優しい国になれると思っています。

 

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