聴導犬

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。
『公益社団法人 日本聴導犬推進協会』様へ、2026年4月に64,193円、5月に285,988円、6月に37,191円をお届けしました。事務局の長田さんに寄付金の使い途等を伺いました。

笑顔と安心が広がる新施設とイベント「聴導犬に会いに行こう」

―昨年完成した新施設の様子や、最近の活動について教えてください。

「緑豊かな場所に完成した新施設『聴導犬の育成と普及のための施設』は、犬にとっても人にとってもストレスのない、広々としたきれいなスペースが保たれており、あらゆる環境が良くなったことを実感しています。新施設建設に伴って近隣の森林も整備されたため、隣の小学校に通う子どもたちの安全性も高まったと地域の方々からも喜ばれました。また、以前は会場を借りて行っていたイベント『聴導犬に会いに行こう』をこの新施設で開催できるようになり、現在はペースを維持して実施できています」

聴導犬
会場

―イベントではどのようなことを行っているのですか。

「たくさんの方にご参加いただいています。2時間ほどかけて、聴導犬の歴史から育成、訓練、特徴などを講義し、PR犬のデモンストレーションもご覧いただいています。
受講者の方々からも積極的に質問が飛び、非常に濃い時間となります。最後にはPR犬である黒ラブのひまわりちゃんと、候補犬で雑種のゴン太くんとのふれあいタイムも設け、2頭の賢さと可愛さを堪能していただきました」

聴導犬
デモンストレーションの様子

―講義のなかでは、どのようなお話をされますか。

「聴導犬の歴史や育成における奥深さや難しさについてお話ししています。聴導犬には専用の繁殖がなく、大きさや犬種も決まっていません。また、犬によって音の知らせ方や起こし方も異なり、訓練のなかで犬の自発的な行動と使用者さんとの間で決まっていきます。非常に高い状況判断力と、人を理解する能力が必要とされるお仕事なのです。
また、使用者さんと聴導犬が2人だけでいる時に冷蔵庫のアラームが鳴ると犬が教えに行きますが、そこに聴こえるご家族がいると、犬とご家族の間で『お前が行けよ』とお互いに目を合わせる駆け引きが生まれ、結局ご家族が動くことになる……といった、微笑ましい日常のエピソードなどもご紹介しました。ただ、その一方で、能力が高いからこそ普通のペットに戻りやすいという課題もあり、聴導犬として質の高い訓練を維持することの重要性を日々感じています」

聴導犬
イベント資料

質の高い聴導犬ペアの育成と、これからの普及活動に向けて

―地域での啓発活動や、今後の展望について教えてください。

「小学校へ出向いて行う講義は、すでに市内の学校を網羅しています。毎年継続して行うことで、子どもたちが聴導犬への興味をより深く持ってくれるようになりました。今後は、使用者さんと候補犬の合同訓練にしっかりと時間をかけ、聴導犬の『質の確保』に徹底してこだわっていきたいと考えています。聴導犬ペアが本当のパートナーとして生活し、社会参加できるようになるまでには、非常に長い期間の訓練が必要です。
だからこそ、お預かりしたご寄付を新しい拠点の整備や活動の充実に充てさせていただき、以下の取り組みを前進させてまいります。
・候補犬の飼育・トレーニング環境のさらなる改善
・体験やトレーニング参加を通じた、聴導犬希望者への的確な情報提供
・研修や見学の受け入れ体制を整え、聴導犬に関する情報発信を強化
・ボランティアの支援を受けながら、育成・普及活動を力強く推進
・聴導犬に関わる職員やボランティアの育成」

聴導犬
ひまわりちゃんとゴン太くん

熱意と誇りを持って前進されていることをあらためて感じました。
日本聴導犬推進協会様の聴導犬普及活動に今後ともあたたかい応援をよろしくお願いいたします

日本聴導犬推進協会様の活動はFacebookでもご確認いただけます。
ぜひ日本聴導犬推進協会さんのご紹介・ご寄付のページも併せてご覧ください。

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「公益社団法人 日本聴導犬推進協会」さんのご紹介ページはこちらからご覧いただけます。

※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。

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