
2026年上半期に携わった多頭飼育崩壊案件が10件・280頭以上、保護管理している猫の頭数は常時400匹前後、というツキネコ北海道さんが、忙しい合間を縫って、ドキュメンタリー映画『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』上映会を開催しました。
「犬」がテーマの映画ではありますが、保護活動や人と動物の関わりを考える内容で、ツキネコさんの活動にも通じる作品ということで、今回の上映会開催となったものです。
代表の吉井さんにお話を伺いました。
<戦場にいる犬たち>と<小さな命を救う人々>を追った希望のドキュメンタリー
2026年7月26日、北海道大学エンレイソウにて、ドキュメンタリー映画『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』の上映会を午前・午後の2回にわたり開催しました。
ツキネコ北海道では、普段は譲渡会や物販イベントを開催することが多く、映画上映会の運営は慣れないことも多くありましたが、スタッフやボランティアの皆さんの協力により、無事に2回の上映を終えることができました。


本作品では、戦争によってそれまで当たり前にあった暮らしが突然失われ、人間だけでなく、共に暮らしていた犬や猫をはじめとする多くの動物たちも巻き込まれていく現実が描かれています。
厳しい惨状を目の当たりにし、涙ぐまれる方も多くいらっしゃいました。日本で生活していると「戦争」について考える機会は多くありませんが、この映画を通して、まずは目を背けず「知る」ことの大切さを改めて感じました。
上映後には、山田あかね監督のトークショーを開催しました。進行は、ツキネコ北海道の里親でもあり、預かりボランティアや多頭飼育現場の清掃ボランティアにも参加してくださっているアナウンサーの岸さんに務めていただきました。

山田監督が実際にウクライナへ足を運び、ご自身の目で見て感じたことを、映画上映直後に直接伺うことができ、大変貴重な時間となりました。
切り離せない、人の暮らしと動物の命
ツキネコ北海道は日頃、猫の保護活動を行っています。
一見すると「戦争」と「猫の保護活動」は異なる問題のように思えますが、人の暮らしに何かが起これば、そこに一緒に暮らしている動物たちにも必ず影響があります。
これまで私たちが関わってきた災害、病気や入院、生活困窮、多頭飼育崩壊などの現場においても、人の暮らしと動物の命を切り離して考えることはできません。今回の上映会を通して、そのことを改めて考える機会となりました。
トークショー終了後には山田監督のサイン会も行われ、パンフレットや書籍を購入された多くの方が参加されました。監督へそれぞれの想いを伝える姿もあり、この作品が参加された皆さまの心に残ったことを感じる時間となりました。


また、上映会場となった北海道大学構内の「エンレイソウ」も大変素晴らしい会場で、山田監督にも喜んでいただきました。
映画を観に足を運んでくださった皆さま、上映会を支えてくださったボランティアの皆さま、トークショーを進行してくださった岸さん、山田あかね監督をはじめ、今回の上映会に関わってくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
そして、この作品を今回限りの上映で終わらせるのではなく、今後も北海道で上映の機会をつくっていきたいと考えています。この映画が、動物に関わる多くの方々に届き、それぞれの立場で命について考えるきっかけとして広がっていくことを願っています。
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保護活動のみならず、こうした上映会を行うことでの啓発活動、また新たなシェルターを取得するためのクラウドファウンディングなど、猫のため、人のために日々奔走しているツキネコ北海道さんへ、寄付による継続的なご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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