特定非営利活動法人どうぶつ弁護団さんは、動物に対する虐待をなくすため設立された弁護士や獣医師などの専門家による非営利法人です。その活動を支える賛助会員向けのセミナーにアニマル・ドネーションの代表理事である西平衣里が招かれました。

頻発する犬猫の多頭飼育問題を考える

年に何度か行われている賛助会員限定のセミナー。参加者の皆様はどうぶつ弁護団さんの活動のみならず、動物福祉に大変強い興味をお持ちの方々です。

今回のテーマは、非常に深刻な社会問題である犬猫の多頭飼育問題でした。

◆日時:2026年7月3日 金曜日 19:00-20:30
場所:オンライン
対象者:どうぶつ弁護団 賛助会員
人数:約25名+見逃し配信約250名
テーマ「崩壊する前にできること ~多頭飼育問題の予防と支援を考える~」
講師:西平衣里

多頭飼育崩壊は、動物の問題ではなく、人間の問題


アニドネでは多頭飼育崩壊に必死で取り組む保護活動を後方支援をしています。あまりに頻発する多頭飼育崩壊をなんとかサポートしたく、2020年に「緊急支援基金」を設立し、多頭飼育崩壊現場から保護された犬猫1頭あたり1万円の支援を続けています。しかしその頭数が減る兆しは今のところ見られません。

犬猫だけを助けても解決はしない多頭飼育崩壊
ドイツ、イギリス、アメリカの多頭飼育崩壊の事例も紹介

多頭飼育崩壊のレスキュー事例から学ぶ解決法

アニドネの緊急支援基金では、多頭飼育崩壊から救い出された犬猫たちのサポートは1700頭を超えています。しかしこれはおそらく氷山の一角でしかありません。ただ、その活動を支えることで、保護団体の経験やスキル、動物行政との連携の仕方や協業の成功事例のノウハウを得ることができています。
セミナーではなるべく具体的事例をご紹介しながら、どうぶつ弁護団の方々とのディスカッションを行うことを心掛けました。

どうぶつ弁護団さんのHPには以下の記載があります。


「声なき動物たちは、虐待されても被害を訴えることはできません。警察へ被害届を提出することも、
動物病院へ行くこともできません。
NPO法人どうぶつ弁護団は、弁護士や獣医師などの専門家と連携して動物目線で動物の声を伝え、
人と動物が共生する優しい社会の実現を目指します。」

心強い専門家組織と共に、さらにより良く動物福祉を変えていきたいと思えたセミナーとなりました。

※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。