アニドネカレッジ

アニドネカレッジの初開催に約40団体が参加|動物福祉を学ぶ新たな場が誕生

2025年1月28日(水)、公益社団法人アニマル・ドネーションが認定保護団体向けの新たな学びの場「アニドネカレッジ」のキックオフを開催しました。認定団体が共に学び、成長していく場として誕生した1年間のプログラムで、約40団体の保護団体がオンラインで参加してくださりました。

 

アニカレロゴ
互いに学び合うことで、犬猫を救うアクションが新たに芽吹きますようにと願いを込めて作られたアニカレロゴ

 

アニドネカレッジとは

アニドネカレッジは、アニドネ認定団体の「学び合い・支え合い」を促進し、動物福祉全体の底上げを図ることを目的とした新しい取り組みです。

保護団体の現場では、多頭飼育崩壊への対応やボランティアマネジメント、行政との協働など、共通する課題を多く抱えています。しかし、目の前の保護活動に追われ、「他団体と情報交換をする時間が確保できない。」「気軽に相談できる場がない。」という声が多く寄せられていました。

そこでアニマル・ドネーションは、認定団体同士が実践的なノウハウや成功事例を共有できる「学びの場」として、アニドネカレッジを立ち上げました。

アニドネカレッジとは

初回のキックオフでは、代表理事の西平衣里からご挨拶とともに、参加への感謝が伝えられました。

 

「人と動物が、命と感情を通じてつながる社会」というビジョンのもと、「日本の動物福祉を世界トップレベルにして、人々の意識と行動、社会のしくみを、やさしく変えていく」というミッションを掲げるアニマル・ドネーション。その実現のために、認定団体の成長支援を目的とした情報支援活動の一環として、アニドネカレッジが位置付けられています。

 

代表西平からのご挨拶

プログラムの特徴

アニドネカレッジには、以下のような特徴があります。


|学び合いの仕組み

・月1回のオンライン開催(プレゼン+ディスカッション)

・チャットツールSlackを活用したインタラクティブな交流

・団体間で横展開できるドキュメントの共有


|楽しく参加できる工夫

・皆勤賞やGood質問賞などの表彰制度

・オフラインイベントの開催も計画中


|今後の展開

・初年度は保護団体が対象

・将来的には介在団体、伴侶団体、啓発団体にも拡大予定

 

      年間プログラムと1年後のありたい姿

      月1回のペースでさまざまなテーマを予定しています。「シニア for シニア」や「政策提言」、「広報・SNSの効果的な使い方」「虐待犬猫を救うために」など、各月のテーマについてはノウハウや経験のある団体や専門家を招き事例を発表いただき、参加団体全体でディスカッションを行う形式で進められます。

       

      キックオフでは、参加団体それぞれが「1年後のありたい姿」をワークシートに記入し、アニドネカレッジへの期待を共有しました。

      特定非営利活動法人 ざま野良猫を増やさない会」からは、このような声がありました。

      「保護活動は動きや経験を持って進めることができていますが、組織力の強化や情報発信については課題を感じています。実際に公開できている情報は活動全体の2割ほど。新しくボランティアに参加される方から『こんなに活動しているとは思わなかった』と言われることもあり、広報面の強化が必要だと感じています。またボランティアメンバーの定着についても、アニドネカレッジで学びたいと思っています」

       

      公益財団法人 ヒューマニン財団」からは、地域に根ざした活動の課題が共有されました。

      「地域に根ざした愛される団体になりたいと思っています。施設が田舎にあり、なかなか地域との交流が進んでいない現状があります。もっと広報活動をしていかなければと思いつつ、目の前の保護活動についつい注力してしまい、視野が狭くなってしまっています。経験のある団体さんから学びたいと思っています」

       

      また、2025年12月に新しく認定された「認定特定非営利活動法人 ちびたましっぽの愛護の会」からは、新認定団体ならではの期待が語られました。
      「認定されて間もなく、まだまだわからないことも多いですが、一緒に勉強しながらベテランの方の意見も参考にさせていただき、1年を通して学びたいと思っています」

       

      他の参加団体からも、「他団体のノウハウや、陥りがちな落とし穴を知りたい」「気軽に相談できる団体間のネットワークを作りたい」など、具体的な目標が共有されました。「全プログラム参加して皆勤賞を目指します」「どこかで発表したいです」といった積極的な参加意欲も表明され、1年間の学び合いへの期待が高まるキックオフとなりました。

      さいごに

      約40団体が参加してくださったキッキオフは終始和やかな雰囲気でした

       

      アニマル・ドネーションが掲げる「人と動物が、命と感情を通じてつながる社会」の実現に向けて、認定団体が共に学び、成長していく場として始動したアニドネカレッジ。

       

      次回は2月25日に「シニア for シニア」をテーマに開催予定です。高齢犬とシニア世代の方々をマッチングする取り組みについて、「特定非営利活動法人DOG DUCA」の実践事例をもとに学びを深めます。

      1年間を通じて、動物福祉の現場で活動する団体同士が知恵を出し合い、支え合うことで、日本の動物福祉全体の底上げにつながることが期待されます。