地域住民と協働する地域猫活動と、広報・啓発の積み重ね
アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。練馬区を中心に地域猫活動を行なわれている特定非営利活動法人 ねりまねこさんへ、2025年9月に67,080円、10月に77,948円をお届けしました。代表の亀山さんに寄付金の使い途についてお聞きしました。
地域住民との協働で進む地域猫活動
ー今回の寄付をどのようにお使いになりましたか
「登録ボランティアがいない空白地帯での地域猫活動を行っています。そこでの成猫の不妊去勢手術費用、子猫の医療・保護費に使わせていただきました」
ー具体的な経緯と状況を教えてください
「練馬区には登録ボランティアが200人ほどいますが、登録ボランティアがいない地域も存在します。練馬区石神井台はボランティア空白地帯のため2年前から地域猫活動を開始し、広報・啓発活動を行ってきました。その甲斐あって今では住民の方々が主体的に動いてくれるようになりました。最近では、野良猫が子猫を出産したのを発見した地域住民の方が子猫を保護し、私も6頭の赤ちゃんの授乳のサポートをして育て、きょうだい2頭ずつ新しいお家に迎えていただきました。その子猫たちの母猫は警戒心が強く捕獲は一筋縄ではいきませんでしたが、地域住民の方と協力しながら苦労の末に捕獲し無事不妊去勢手術を終えることができました。


私たちだけで捕獲作業をしてもきっと完遂はできず、その地域に住んでいる方々の協力があってこその問題解決でした。こうして一件一件、地道に野良猫の繁殖を抑制しています」
地域猫活動と並行した、広報・啓発への継続的な注力
ねりまねこさんは、地域猫活動に加えて広報・啓発活動を主要な取り組みとして継続されています。その広報・啓発活動についてもお話を伺いました。
「今年度は、埼玉県川口市・北本市・越谷市や神奈川県川崎市など複数自治体で講演を実施し、地域に根ざした知識普及に力を入れました。

動物愛護週間には、練馬区役所にて『カッパちゃん写真展〜野良猫から地域猫になるまで〜』を展示し、地域猫活動の理解促進に努めました。


さらに、国会議員館で開催された『生活困窮ペット飼育者支援に関する院内勉強会』に登壇し、政策分野に向けた情報発信も行いました」


ーご支援くださる方々にメッセージをお願いいたします
「ご支援を賜り心より御礼申し上げます。多くのボランティアさんが経済的な負担で活動をやめてしまう中で、15年も続けることができたのは支えてくださる方々のおかげです。次世代により良い形でバトンを渡せるように頑張ります」
地域住民の協力を得ながら、時間・体力・気力そして財力を必要とする地域猫活動を長い間続けてくださっているねりまねこさんには深い敬意を抱きます。こうした継続的な取り組みが、確実に繁殖予防と地域の安定化につながっていることが今回のお話からもよく伝わりました。来月には今年最後の譲渡会が予定されています。

参加する猫たちが新しい家族とのご縁をつかめることを願っています。これからもアニマル・ドネーションは確かな寄付をお届けしてまいります。ねりまねこさんへの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
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