「これからの『人と動物との共生社会』とは ~人と動物 過去・現在・未来~」
9月19日(土)に開催されたどうぶつ愛護フェスティバルのシンポジウムにおいて、第1部において動物愛護週間100年のあゆみが紹介されたあと、第2部のパネルディスカッションにアニドネ代表理事の西平衣里が登壇いたしました。
「動物とのかかわりの中で何を大切にしているか」「ともに幸せに暮らすために何ができるのか」という2つのテーマのもと、他のパネリストの皆様と語り合い、私たちアニドネにとっても大変有意義で気づきの多い時間となりました。
どうぶつ愛護フェスティバル シンポジウム
「これからの『人と動物との共生社会』とは ~人と動物 過去・現在・未来~」
第2部:人と動物がともに暮らす、よりよい未来に向けて
【パネルディスカッション】
ファシリテーター/住吉美紀さん(フリーアナウンサー・文筆家)
スペシャルゲスト/速水もこみちさん(俳優)
西村亮平氏(東京大学名誉教授・獣医師)
西平衣里(公益社団法人アニマル・ドネーション 代表理事)
澁谷玲紗氏(大学院生・愛玩動物看護師)
石川拓哉氏(環境省動物愛護管理室室長)
「動物とのかかわりの中で何を大切にしていますか?」
このテーマでは、動物たちの「今」を見つめる眼差しの大切さが浮き彫りになりました。未来を思い描いて生きる人間とは違い、動物たちは常に目の前の「今」を懸命に生きています。
アニドネからは、動物たちが「感受性のある生命存在」であることを深く理解し、その感情に寄り添うことの重要性をお伝えしました。動物たちの心を満たすことは、めぐりめぐって私たち人間の幸せにもつながっていくということを、もっとたくさんの方に感じて頂けたらと思っています。
また、人員や予算が限られる中で奮闘する地方の動物愛護センターへの継続的な支援や、ペットの防災対策など、命を守る社会的なセーフティネットの強化についても考えさせられる機会となりました。

「ともに幸せに暮らすために、それぞれができることとは?」
このテーマに対しては、社会全体の「寛容さ」と具体的な「サポート体制」が鍵として挙げられました。
このテーマの中で、アニドネが推進する「シニアforシニア」の取り組みをご紹介させていただきました。保護されたシニア犬猫とご高齢の方をつなぎ、医療費等を支援することで双方が最期まで安心して暮らせる仕組みづくりは、これからの社会に欠かせない支援の形です。
アニマルウェルフェアに配慮した社会づくりや、「ペットの介護を頼れるペットシッターやペットタクシーがもっと身近になってほしい」という切実な声にも触れ、社会全体で命を支え合う仕組みがあってこそ本当の意味での共生社会が実現するのだと、アニドネとしても改めて活動への思いを強くする素晴らしい場となりました。
最後になりますが、今回このような貴重な発信の機会をいただきましたことを、主催の動物愛護週間中央行事実行委員会の皆様に、心より御礼申し上げます。
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