寄付したお金の使い途レポート

聴導犬デビューを目指して訓練中

アニマル・ドネーションはみなさまからお預かりした寄付金を認定団体様へお届けしています。
伴侶団体の『公益社団法人 日本聴導犬推進協会』さんへ、2025年2月に89,633円、3月に33,295円、4月に45,159円をお届けしました。
今回は事務局の長田さんに寄付金の使い途等を伺いました。

 

聴導犬のホームとなる新施設建設

 

―寄付を何にお使いになったか教えてください。

「主に、現在進行中の新施設建設のための資金にあてさせていただいております。
また、犬達の健康診断、ワクチン接種に使わせていただきました」

 

―新施設建設の進捗状況を教えてください。

「設立当初より、一軒家をお借りして聴導犬の訓練を行ってまいりました。しかしながら、これ以上訓練犬を増やすことも、スタッフを増やすことも難しくなって参りました。
念願の新施設ですが、新型コロナ感染症の影響で予定が大幅に遅れてしまい、また、資材高騰等により当初の計画より多額の資金が必要となりました。
イベントでの募金活動やクラウドファンディングを活用してたくさんの方からのご寄付をいただきました。
アニマルドネーションさんを通して、皆様からの毎月のご寄付により、ゴールに向けて大きく後押ししていただきました。
現在、まさに建設作業進行中で、7月にはいよいよ完成です!」

 

聴導犬施設
新施設完成イメージ図

 

聴導犬施設
聴導犬新施設建設中

 

聴導犬デビューを目指して

 

―犬達の近況についてもお聞かせください。

「現在、協会にいる犬達は5頭ですが、毎年、血液検査、尿検査を含む健康診断を受け、混合ワクチン、狂犬病の予防接種、フィラリアやノミダニの投薬等が必要になります。
春にその時期が重なりますので、皆様からいただくご寄付は、犬達に必要な医療費に使わせていただいております。
2024年9月に導入した『睦月(むつき)』ちゃんは、1歳半のラブラドールレトリバーです。
若くてエネルギッシュですが、最近の訓練では、お店を落ち着いて歩くことや、電車の揺れに動じず乗車することができるようになりました。
聴導犬デビューに向けて頑張っています」

 

聴導犬
ラブラドールレトリバーの睦月(むつき)

 

聴導犬
睦月(むつき)の訓練の様子

 

 

―ご寄付くださる方へメッセージをお願いいたします。

「聴導犬の育成と普及活動に対し、ご理解、ご支援をいただき心より感謝申し上げます。
少ないスタッフでの施設建設準備、聴導犬の訓練、イベント開催など、多忙を極めておりますが、睦月の聴導犬デビューの可能性が高まり、新施設での新たなイベントの企画など、聴導犬普及へ更なるステップアップの年となるようスタッフ一同さらに励んで参ります。
これからも応援よろしくお願い致します」

 

聴導犬、候補生、そしてスタッフの方々のための新施設が完成間近となり、楽しみで仕方ありません。
新しく仲間入りしたラブラドールレトリバーの睦月(むつき)ちゃんも一つずつ訓練の成果を見せてくれています。
今後も聴導犬の活躍、聴導犬普及活動を応援しています。

 

日本聴導犬推進協会さんの活動はFacebookでもご確認いただけます。
ぜひ日本聴導犬推進協会さんのご紹介・ご寄付のページも併せてご覧ください。

 

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「公益社団法人 日本聴導犬推進協会」さんのご紹介ページはこちらからご覧いただけます。

※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。

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