動物福祉市民講座 「海外の動物法と暮らしから考える、 日本のこれから」
公益社団法人日本動物福祉協会様が主催の第8回 動物福祉市民講座にて、アニマル・ドネーション 代表理事の西平衣里が講義を行いました。

◆日時:2025年11月10日月曜日~11月25日火曜日
場所:オンライン
対象者:一般の方
人数:約210名
テーマ:「海外の動物法と暮らしから考える、 日本のこれから」
講師:西平衣里(アニマル・ドネーション 代表理事)
動物に対する違いを動物関連法から読み解く講座
アニマル・ドネーションではリーガルリサーチチームという海外の動物法をリサーチする活動があります。
現在までに、日本より動物福祉が進んでいるとされている31ヶ国+EUの法律内容を約500項目調べ、傾向や潮流を分析しました。
今回の講義では、なぜそのような調査をしたのか、またその傾向はどんな内容なのか、などを1時間で講義をしました。


動物の「感情・健康・環境」に配慮した法律
アニドネで名付けた「3K」。
昨今の動物法の変わりゆく特徴の3つ「感情・健康・環境」のことです。
例えばスコットランドでは、動物に配慮し花火をしてよい場所、してはいけない場所を行政が決めることができる法律が誕生しています。
火薬を食べてしまうと野生動物や産業動物に被害が及びます。また音は動物たちを驚かせます。
このような動物の感情に配慮した法律は調査した国で多くみられました。
また、アニドネは海外のシェルターや動物関連施設を取材しています。
主にビジュアルからみる日本と海外の違いも紹介しました。


拝聴くださった市民の方からは、
「動物を感情あるものとしてとらえる法制度は日本の目指すべき一つの形だと思いました。」などの意見をいただきました。
アニドネでは、動物たちの環境をよくするためにセミナーや勉強会も積極的に実施しております。
数名の少人数からでも掲載可能です。開催方法もリアルはもちろんオンラインでの対応も可能です。
セミナーに関するお問合せ・ご要望はこちらまでお寄せくださいませ。
※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。