アニドネでは寄付を届ける認定基準通過団体へ、最近の活動内容をうかがってレポートを公開しています。
今回のレポートはシャイン・オン・キッズさん。日本で初めてホスピタル・ファシリティドッグ®️を導入した実績のある団体です。
ファシリティドッグとは、看護師とペアになって病院に勤務する犬のこと。彼らは闘病中の子どもたちの心のケアという側面に大きなサポートをしてくれています。医療従事者にとっても癒やしの存在になりつつあるファシリティドッグはコロナを境に多くの病院から需要が高まっている状況です。
そんな中、シャイン・オン・キッズさんは2022年よりファシリティドッグの「育成事業もスタート」させました。今回はその候補犬たちのデビューと活動内容を公開します。
※ホスピタル・ファシリティドッグ®️は認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズさんの商標登録です。
仲良くなったお友達から心の通ったプレゼント
3年前、アニドネ新認定団体になる際に出会ったミコちゃんとトミーくん。
まだまだあどけなくてかわいい二頭の候補犬でした。
そんな二頭も今は立派な3歳に!ファシリティドッグとしてデビューを果たした嬉しい近況を団体の村田さんと育成マネージャーの川﨑さんが教えてくださいました。

4月にミコちゃんは新ハンドラーとの研修が無事修了。兵庫県立こども病院で、ホスピタル・ファシリティドッグ®︎として活動をスタートしました。
この写真は、病棟のお子さんが食器スポンジや石鹸を削って作ってくれたケーキ!
ミコちゃんが3歳ということでローソクの代わりにストローを3本立ててくれたんだそうです。

そして、兵庫県立こども病院では毎週火曜日にリハビリ体操がおこなわれ、プレイルームにてみんなで体操をしています。この体操に参加するごとに押してもらえるスタンプカードがあるのですが、5つたまるとメダルがもらえます。ミコちゃんもスタンプを貯めて初メダルをもらいました!

「メダルもらったよ」と落ち着いた表情で写真を撮らせてくれるミコちゃんの包容力とやさしさが伝わります。
休日はこんな一面も見せてくれました。


兵庫といえば甲子園球場。ミコちゃんも、休日にはハンドラーさんといろいろなところにお出かけしたり、お気に入りのおもちゃで遊んでいます。
先輩犬と過ごす休憩タイムのひととき
もう一頭のトミー君は、5月に新ハンドラーさんとの研修が無事に修了しました。トミー君は
東京都立小児総合医療センターで、ホスピタル・ファシリティドッグ®︎として活動を始めました。

この病院では先輩犬アイビーちゃんも勤務しています。控え室が隣なので、休憩中は一緒に
おもちゃで遊んでリフレッシュすることもあるんだとか。

アイビーちゃんもトミー君が来るとうれしい様子。ちょっとゆっくりしたいなぁというときも
トミー君の控え室に行って、ベッドをシェアして寝ています。
ミコちゃんもトミー君も3年前の元気いっぱいだった子犬時代から、そのパワーをうまく病棟でみんなの笑顔に活かしている様子がうかがえました。
ホスピタルファシリティドッグ®️は候補犬の育成からデビューまでに多大な費用がかかります。犬の育成費用だけでなく適正な飼育環境の整備やハンドラーさんとの学びとして施設管理費、トレーナー費用も必要です。
多くの人のあたたかい気持ちを受け取ったミコちゃんとトミー君からは、病気と闘う子どもたちの笑顔を引き出してくれる大切なパートナーへと成長していることが分かりました。
これからもファシリティドッグがあらゆる病院に導入されることで、多くの子どもたちとそのご家族の希望を見出してくれることでしょう。
皆さまからの寄付でのご支援をどうぞよろしくお願いします。
※掲載の文章・写真はアニマル・ドネーションが許可を得て掲載しております。無断転載はお控えください。
