創立11周年記念 動物愛護フェスティバルを開催

認定団体の活動レポート

新しいスタッフと見守る保護犬の成長

公益財団法人動物臨床医学研究所「人と動物の会」人と動物の未来センター・アミティエ

「人と動物の会　人と動物の未来センター　アミティエ」さんでは、保護したすべての犬猫にワクチン接種、去勢・不妊手術、マイクロチップの装着を徹底しています。受け入れ後に、1頭1頭獣医師による健康診断をし、病気が見つかれば治療も進めるなど高いレベルでの健康管理、そして基本的なトレーニングをして、新しい飼主さんを見つけるという譲渡活動を365日1年中休みなく継続しています。

今回は新しいスタッフの紹介と保護犬アキの成長、また12周年の動物愛護フェスティバルついてお話をお伺いしました。

新しいスタッフ　中村さん

ー新たにアミティエのスタッフとして勤務し始めた中村さんにお話をお伺いしました。

「もともと動物が好きで、保護された子たちのお世話をする機会があれば働いてみたいと思っていました。そんな時、犬猫を保護する施設で、月に一度訓練士の先生も来られるとという施設があることを知り、興味を持ったのがアミティエで働くきっかけでした。アミティエでの生活の中で、一番やりがいを感じるのは、自分がお世話をしている子たちが懐いてくれ、しつけを始め、徐々に出来るようになってくれたり、また人見知りをしてシャーシャー威嚇していた子が、時がたつにつれ、なれて膝の上に乗って甘えてきてくれたときなんて本当にやりがいを感じます。その子達が、見学に来て下さった方に、かわいいと言われているのを聞くと本当に嬉しく思います。これからもアミティエいる子たちのことを、もっと知っていただき新しいご家族が見つかるように尽力してまいります」

保護犬アキの成長

ー保護犬アキについて教えてください。

「アミティエにきた時は、自分から人の方へと近づくのは大丈夫ですが、人が近づき触ろうとすると、嫌がるくせがあると言われていました」

「しかし日々の生活の中で徐々に距離を縮め、コミュニケーションをとっているうちに、足の間や脇の下に頭を潜り込ませて甘えてくるようになってきました。もともと人が好きだったのか、今ではとても人懐っこい子になり、ドッグランでいつも元気に走り回り、呼ばなくても、ちょこちょこと側にやって来てくれます。やはり、日々少ない時間でも触れ合うことの大切さを改めて感じました」

アミティエ 12 周年の動物愛護フェスティバル

ー今年も開催された「動物愛護フェスティバル」について教えてください。

「2025年9月21日、アミティエ12周年の動物愛護フェスティバルを行いました。今年も大人や子供そして愛犬たちとも一緒に楽しめ、また動物と一緒でなくてもご参加いただけるイベントとして、内容盛りだくさんで開催いたしました。前日に降った雨のせいで、当日の天気がどうなるか心配されましたが、出店の方も過去最多となり、有意義な「動物愛護フェスティバル」を開催することができました。また毎年非常に多くの方にお越し頂き、あっという間に駐車場が満車となり、ご迷惑をおかけしておりましたが、今回は、近くの JA さんにご協力して頂き、倉吉スイカ選果場の駐車場をお借りすることができ、無料のシャトルバスで会場まで愛犬と共に送迎というかたちで行いました。ご協力本当にありがとうございました」

―寄付くださるかたにメッセージをお願いいたします。

「ご支援いつも本当にありがとうございます。みなさまのお気持ちが動物たちに伝わりますよう、日々努力致します。当会は、獣医師である山根義久氏が立ち上げた公益財団法人『動物臨床医学研究所』内に、2011年に発足しました。アミティエはこの財団が直接的に動物愛護活動を行うために開設された施設で、主として鳥取県・市の保健所からの犬・猫の受け入れと里親さんへの譲渡や普及活動を行っています。これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします」

「人と動物の会　人と動物の未来センター　アミティエ」さんの活動への皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

★「人と動物の会　人と動物の未来センター　アミティエ」さんのご紹介ページはこちらからご覧いただけます。