Kanta my Love

To:カン太

From:カン太ママ

私たちの宝物カン太、今年14歳 1歳になるまでは育てるのに苦労しましたんだから(笑) 何せ初めて迎えたワンコ 育て方本を読み漁ったけど…甘噛み、イタズラ、などなど…と同時に迎えて直ぐ咳が酷くしょっちゅう病院にお世話になったね。 夜咳き込むのが心配でゲージのそばに布団を敷いて寝たっけ でも不思議、1歳を迎える頃からピタッと治ったね。口に出さなかったけど、パパとママはカン太の咳が心配で…心配で… 今だから言えるけど、カン太はあまり長く生きられないかもしれないと思ってしまい甘やかしてたよね。だからカン太に試されていたのかも。 それから10年、意思疎通もできるようになりお利口さんカン太。 大きな病気もせず毎年、色々な所へ遊びに行ったり旅行に行ったり思い出がいっぱいできたね! 11歳を迎え甘えん坊シニアになって益々可愛さと愛しさで私たちは幸せの真っ只中が、まさかの病気発覚… カン太の身体に重複線癌だなんて… 手術で腫瘍を摘出したのに癌細胞はリンパに飛んでると、先生からの連絡もう目の前が真っ暗。 それからはすぐに抗がん剤治療、3週間に一度の5時間の点滴、パパと交代で抱っこしながら約1年半治療を頑張りました。 食欲が無くなるとステロイドを点滴。長期に渡って点滴を入れてたので血管が潰れてしまい、これ以上点滴治療が難しくなり放射線治療も視野に入れていた去年の4月、3ヶ月待ちで早くても6月と言われてた放射線治療に空きが出て、4月に1回目の放射線治療を受ける事が出来ました。 先生もまだまだカンちゃん大丈夫だと仰ってたのに… 2回目の治療を受ける前日、神さまがカン太を連れて行ってしまいました。神さまがカン太にもうこれ以上頑張らなくていいんだよと思い連れて行ってしまったのかも知れません。 13歳と4ヶ月がんばって命を燃やし続け生き抜いたカン太。 ありがとうカン太 私たちの所に来てくれて 沢山の幸せを私たちにありがとう。 必ず愛に行けるからその時まで待っててね。