私を信じてくれてありがとう

To:ビビ

From:ビビニコラッキー

野良猫時代のビビはお世辞にも可愛いとは言えない猫でした。とても警戒心が強く近付くと威嚇しながら逃げてしまう。人間を怖がり、なかなか心を開いてくれず、でもビビの強い目ヂカラに惹かれやっとの思いで保護しました。 保護してから大きな声で鳴きまくるビビ、はじめて抱いた時はあまりの軽さと、ゴツゴツと浮き出てているあばらに驚きました。そしてビビの身体の力がずっと抜けて、警戒心が解けた瞬間を今でも覚えています。 人間不信だったビビは、私たちに少しずつ心を開いてくれました。 ビビと信頼関係を築き上げていくたびに私たちは幸せを感じることが出来ました。 あれから7年、ひとりぼっちだったビビは、可愛い妹と弟と過ごすことになり、今では我が家のボスとして自信に満ち溢れ、とてもおおらかでとても優しい子に成長してくれています。 私たち飼い主が愛情を与えていたつもりでしたが、与えた愛情以上の愛情を与えてもらっているような気がします。