サンズの川から戻ってきた娘
To:Tina
From:Matina

5年前のことです。夜ペットシーツでうんちをしたうちの娘(チワワのティナ)。軟便で少し血もでていました。夜の10時ごろだったので、今夜は様子をみて明日の朝動物病院に連れて行こうかと夫婦で話していたのですが、たまたまその日我が家に来ていた母が「一応夜間救急で診てもらった方がいいんじゃない?」と言ったので連れて行くことに。白金にあるダクタリ動物病院に電話すると救急で診てくれるとのことで連れて行き入院することに。病院に連れて行った直後、娘は大量の血便をしました。翌朝一番に行くと血便は止まらないとのこと。そして夕方に出血量が多くショック状態となり緊急事態となりました。ぐったりとして舌も出たままの娘。先生はすぐに輸血の準備に取り掛かりました。娘は最後の力を振り絞るように声を出しました。その声は今でも忘れられません。そして急いで輸血が行われました。しばらくの間は意識朦朧としていた娘ですが、少しずつ少しずつ意識が戻ってきました。なんとか一命を取り留めた娘。その後もしばらくは元気が無く、立つ事もできませんでしたが、徐々に座ることができたり、水を飲むことができました。その姿を見るだけで涙が止まりませんでした。次の日には食事も少しずつ取れるようになり、血液検査の結果もよかったため、輸血から3日後に退院できました。病名は出血性大腸炎。原因は分かりませんが、新しく届いたウェットフードを食べてから起こったので、管理が悪かったウェットフードが届いた可能性もあります。 あの時、翌朝まで診察を待っていたら、ダクタリ動物病院が受け入れてくれなかったら、輸血のストックがなかったら、、、と思うと恐ろしくて身震いします。 うちの娘はダクタリ動物病院のおかげで生還しました。感謝しても感謝しきれません。