これからは安心して犬生を過ごしてね。
To:マーチ
From:じゅん

初めて我が家に迎えた犬は、保護施設にいた柴犬マーチ。保護された時は同じ年の女の子の柴犬と、1才しか違わない息子と3頭で保護されたそうです。当時2才8ヵ月。 前飼い主死亡で保護。女の子の柴犬はすぐに里親が決まり、私達家族が会いにいった時は息子と寄り添うように犬舎にいました。 人懐こい息子君に比べて少し距離をおいて私達を見つめていたマーチ。迎えにいった時、息子君と鼻を鳴らしながらお別れをしている姿はとても胸が痛いものでした。一緒に連れていけなくてごめん。今でもそう思ってます。 我が家に来てからもなかなか慣れず、心を開いてくれるまでとても時間がかかりました。特に夫に対しては1年以上お腹を見せることはありませんでした。 我が家に来て3年。今では夫とドライブしたり、一緒に走ったり。 子供達の事は大好きで、一緒に寝たり遊んだり。 子供達とは大親友であり兄弟であり、大人の私達にとっては、息子であり、よきパートナーです。 ケージから家族の様子をうががっていた不安そうな柴犬は、今ではソファーの真ん中で寝ています。 そして1年前に迎えた新しい家族、えびすの事も受け入れてくれ、家庭でのルールを教え、散歩の楽しみ方を教えくれました。 元イクメンパパ犬マーチ。今でもイクメンでイケメン。とっても優しい男の子。 こんなに素敵な犬が保護施設に保護されてました。 保護施設ではストレスの為かずっと下痢していたそうです。 もう悲しいお別れはありません。 最後まで安心して過ごしてね。