この度、元阪神タイガース 秋山拓巳さんに、「AWGs Specialアンバサダー」にご就任頂きました。
これまでも複数年に渡ってご寄付や実際に犬猫保護施設への視察同行など、アニドネの活動に賛同や支援をいただいてきましたが、現役を引退された今だからこそできることをしたいという力強いお言葉をいただきました。
現在秋山さんがベースボールアンバサダーを務められている阪神タイガースの拠点の関西エリアはもちろん、高知はキャンプで何度も足を運んだゆかりのある土地、ご自身も愛媛の出身と四国での活動にもご賛同いただきました。
活動への意欲と共に、現在一緒に暮らす愛犬「でこまる」の話をされる時は終始笑顔でした。そのまっすぐな瞳にパワーをいただいているとのことでした。
就任直後の活動として4月24日には、AWGs Specialアンバサダーとして犬猫保護活動の現場をより詳しく理解したいとの思いから、高知県の複合施設、アシスト南国に昨年オープンした保護犬施設「OUEN」・保護猫施設「OUENspace」を視察していただきました。
こちらの施設は、アニドネの認定保護団体の一つである特定非営利活動法人アニマルサポート高知家の提携先です。
一般利用も可能な広々としたドッグランも併設。元々はペットショップだったところを、生体販売を辞め、保護犬猫が過ごせる施設として改修。多くの企業からの寄付もあったとのことです。高知県行政や保護団体から譲渡できる犬猫の委託を受け、犬猫を飼いたい人とマッチングしています。
この施設の犬舎は5頭が1匹ずつ快適に過ごせる作り。高知県の特徴として、野犬も多く、様々な条件から譲渡が進みにくいことを理解された秋山さんでしたが、「AWGsアンバサダーとして保護犬猫を譲り受けるポジティブな側面を広めていきたいと思っています。」とお話しされました。
来訪当日、行政施設から新たに「かや」ちゃんが犬舎に到着しました。お外に興味津々。行政施設でもできる限り人に慣れるよう促していただいているそうです。
アシスト南国のスタッフの方に、一頭一頭の性格や、好きな遊び、なでてほしい場所などを丁寧にご説明いただきました。どの犬も愛情をかけられていることが伝わってきました。野犬が多いことから譲り受ける人に安心してもらうべく努力されているとのことです。
犬と目線の高さを揃えて会話する秋山さん。
犬もニコニコの表情で応えていました。
広々としたドッグランは犬もテンションアップ!とても楽しそうに遊んでいました。日陰もあって安心です。
猫舎「OUEN」は猫たちがリラックスできる作りに。他の猫と一緒にいられない猫の隔離ができるスペースもありました。猫本来の姿が見えることから、譲渡数も大変多いと聞きました。
特定非営利活動法人アニマルサポート高知家の掛水さんは、日々犬猫を助けるために奔走。小学校の同級生でもある代表吉本さんは「私たち現場の状況を真摯に聞いて頂いた秋山さんには感謝したい」とのことです。
視察に同行した高知県健康政策部 薬務衛生課の濱崎さんからも「行政・保護団体・民間企業が連携した官民協業の事例として広く知ってほしい。保護犬猫が多い四国内におけるいいモデルを視察くださり、感謝しています」という言葉をいただきました。
この施設の発案者でもある株式会社フタガミ(アシスト南国を運営)の前田さん。動物に寄り添った店舗作りを会社ぐるみで推し進めているとのことでした。
秋山さんとご協力いただいた皆様とドッグランにて。アシスト南国スタッフ様、アニマルサポート高知家の皆様、高知県健康政策部の皆様、アニドネ代表、AWGsスタッフ。素晴らしい天気に恵まれ、たくさんお話を聞くことができ大変有意義な時間をありがとうございました。当日は、テレビ高知様、毎日新聞 高知支局長様にも取材いただきました。
AWGsでは今後も秋山様らとともに動物福祉の向上と人と動物が真に共生できる社会を目指して、動物福祉の普及活動を続けてまいります。
アニマル・ドネーションプレスリリース
https://digitalpr.jp/r/108772
テレビ高知(4月24日ニュース配信)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1876545?display=1