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インタビュー

2026.7.25

「死んだ後も幸せでいたい」──そんな未来を思い描けた、動物への遺贈という選択

「遺贈」と聞くと、多くの人は「まだ自分には関係ない」と感じるかもしれません。
けれど、Kさんは60代で遺言書を作成し、ご自身の財産の一部を動物たちのために遺すことを決めました。寄付先のひとつが公益社団法人アニマル・ドネーションです。

その理由は、「死」を意識したからではありません。
どのようなお考えで遺言を書いたのか、書き終えてどう感じたのか、アニドネがインタビューしました。

「人はいつ人生が終わるかわからない」と知った

Kさんが遺言書を考え始めたきっかけは、ご主人を難病で亡くされたことでした。
わずか1年の闘病、そして60歳という若さで迎えた別れ。

「人って、こんなにも突然人生が終わるんだ。」

その経験は、自分自身の人生を見つめ直す大きな転機になったといいます。

「明日、自分に何が起こるかわからない。」
そう考えたとき、自分が亡くなった後、お金がどう使われるのかを自分自身で決めておきたいと思うようになりました。

ご自身の考えをしっかりと持っておられるKさん。インタビュワーは思わず「かっこいい」とつぶやいてしまうほど

財産の行き先を、自分で決めたかった

「息子に残すかどうかではなく、自分のお金をどう生かしたいかを考えたかったんです。」Kさんはそう話します。

生涯をかけて築いた財産だからこそ、その行き先も自分の意思で決めたい。
その想いから遺言書の作成を決意しました。

一方で、どの団体へ託すかについては簡単には決めませんでした。
資料を取り寄せ、ホームページを読み込み、オンラインで話を聞き、実際に遠方の保護施設まで足を運びました。

「インターネットの情報だけでは、本当に信頼できるかはわかりません。自分の目で確かめたかったんです。」

その結果、保護活動を行う団体、法律を変える活動を行う団体、そして信頼できる保護団体へ寄付を届けるアニマル・ドネーションという、それぞれ役割の異なる団体へ遺贈することを決めました。
「保護だけでも、法律だけでもなく、いろいろな角度から動物たちの未来を支えたいと思いました。」

今は天国にいる愛犬の蓮ちゃんとピットちゃん。2匹とも元保護犬
いつも一緒にくっついていた愛犬たち。優しいキモチのある犬たちをもっと幸せにしたいから動物への遺贈にしたそう

動物のための遺言を書いて得られたのは、「安心」でした

遺言書が完成した日、Kさんが最初に感じたのは、意外にも「安心」だったそうです。


「本当にほっとしました。自分の財産の行き先を、自分で決められた。」

その安心感は、数年経った今も変わらないといいます。
「もちろん明日死ぬつもりはありません。でも、もし何かあっても大丈夫だと思えるんです。」

遺贈は、亡くなった後のためだけではなく、「今を安心して生きるための準備」だとわかったそうです。

遺贈は、一度決めたら終わりではありません

「気持ちは変わっていいと思っています。」Kさんはそう笑います。

人生が変われば価値観も変わる。
応援したい活動が増えることもある。
だから、遺言書も必要に応じて書き直せばいい。

また、「大きな財産がなければできない」というイメージも違うと話します。
「私は残った分で十分だと思っています。まずは自分の人生をしっかり楽しむことが大切。その上で残った財産が動物たちのためになれば、それでいいんです。」
遺贈は、お金を使うことを我慢するためのものではなく、自分らしい人生を生きた先にある選択なのです。

アニドネ主催の遺言を書いた方限定の「感謝の会」の様子

「死んだ後も幸せ」

インタビューの最後に、Kさんが何度も口にされた言葉があります。

「私は、死んだ後も幸せになりたいんです。」
その理由は、自分の想いが動物たちの未来へつながっていくと信じられるから。

「自分がいなくなった後も、一頭でも多くの動物が幸せになってくれたら、それほど嬉しいことはありません。」

死を考えることは、決して後ろ向きなことではありません。
むしろ、自分らしい人生を最後まで生き、自分の想いを未来へつないでいくための前向きな準備なのかもしれません。

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アニマル・ドネーションでは、遺贈や相続財産の寄付についてのご相談を受け付けています。
「まだ具体的には考えていない」という方も、まずは知ることから始めてみませんか。

私達は、Kさんのような方の想いをしっかりと受け止め、日本の動物たちのために価値ある遺贈をカタチにできる活動をしています。遺言を書くのは誰しも人生で初めてです。
どうぞなんでもご相談をしてほしいと思っています。

実はKさんは遺言をきっかけにアニドネを深く知り、現在はアニドネのイベントを手伝ったり、動物福祉向上のためにボランティアさんとして活動のサポートをしてくださっています。犬猫のために、という想いが素敵なご縁を作ってくれているのです。

アニドネレガシーギフト(遺言)公式HP

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