愛しのベル
To:ベル
From:Bell-mama

フリーランスのため、もともと自宅で仕事をしていました。コロナ禍になっても基本的には生活スタイルは変わりません。 それでもやはり、ときたま発生していた客先でのミーティング、ときどき開催されていた友達との楽しい食事、趣味の室内楽の活動、そういったことがほとんどなくなり、高齢の父と二人(とワンコのベル)の生活は著しく寂しくなってしまいました。 ああ寂しい、ああつまんない、と思っていると、ふとベルが。ベルは変わらずそばにいてくれます。ベルがいてくれてほんとによかった。 ベルは、私が仕事をしていると、仕事デスクの近くの自分のベッドやハウスにいて、食卓で食事したりリビングのソファに座ると、自分もソファに来て座ります。和犬系雑種の元保護犬のベルは、自分から積極的に甘えてきたりはあまりしないけど、なるべく私のそばにいるようにします。そんな控えめな愛情表現が愛おしくてたまりません。多頭飼い崩壊からレスキューされた哀しい過去を持つベルですが、もう二度と辛い思いや寒くひもじい思いをすることはありません。一緒に楽しく、このコロナ禍を乗り切ろうね。