大切なあたたかい命
To:もー
From:ダヌーアキコ

念願のボランティアにいっていた保健所でわんこを譲り受けたいと思っていました。どの子も可愛くて、大切にすると決めていました。新しく入ってきた一歳位の小さな雑種の女の子を勧めていただいて、我が子に迎えました。最初は2キロの小さな神経質な子でした。腕などをよく噛んでいました。3歳になったころ、噛まなくなりました。お散歩は気ままに思うままに歩きます。従わせようとは思わず、尊重し、譲歩してお世話をしました。ご飯もよく食べて一緒の枕で寝ます。私は幸せになりました。今、もーは10キロ位あります。神経質な部分はあるけれど、とても愛情深い優しい立派な犬に育ちました。やがて、新たに家のない保健所の老犬を迎えました。この6年で6頭見送りました。皆辛い顔をしてうちへ来ましたが、亡くなるまで明るく幸せに一緒に暮らしました。皆にできるだけのケアをしてきました。あたたかな、愛情の溢れる家族になりました。もーは若いけど彼らのリーダーになりました。私はもっと幸せになりました。もーは6歳になりました。世界一大切な大好きな子ですが、たくさんの辛い境遇の子がいる事も重要に思います。 今まで老犬を看取れたのは、もーが支えてくれるからできた事です。看取りは辛いですが、何か出来ることは続けていきます。 犬は本当に優しいいい動物、大切なあたたかい命です。 もー、一緒に暮らしてくれて、本当にありがとう。出逢えて、良かった。心から愛しています。これからも大切に仲良く暮らしていきたいです。