ルネちゃんの子猫時代「丈夫で強い猫になりたい!」
To:ルネ
From:エリナ

この子は、ペルシャ猫の名前は「ルネ」と言います。生まれて4か月の時に目を怪我して、動物病院で診てもらったところ、眼球がえぐれたようになっていました。原因は猫同士でちょとした鋭い爪でじゃれあったのが原因なのか、どこかでぶつけたのかは今でもわかりません。当時病院の先生からは、「もしかしたらもう治らないかもしれない」とまで言われましたが、いただいた目薬を毎日一生懸命名前を呼びながらさしていました。目が痛いようでなかなかぱっちりと開けない状態を見るにつけ可愛そうで心配でしかたありませんでした。それでもずっとしっかりと通院し、目薬を頻繁に差し、名前を呼んで励まし、1か月後には奇跡的にえぐれたところが無事元通りに戻り完治しました!本当にほっとしました。でもまたあのあと、この子は、皮膚が薄く弱いので皮膚炎と下痢が続くようになりました。下痢が続くとホントにしょっちゅうトイレに行くのです。そして皮膚は、やたらかゆがって、またもや動物病院で診察、検査してもらったところ、「断定はできませんが、食べ物アレルギーかもしれません。この子だけ隔離してください。食事も別のアレルギー用にしてください」と言われ、まずは、丸坊主にしました。そして猫3匹と同居していたのですが、この子だけ、別部屋に隔離しましたが、寂しさと不安からか、「ニャ~!ニャ~!」とずっと泣きっぱなしで、喉が渇くくらいに鳴いてそれはそれはこの子の鳴き声を聞くたびに辛くて辛くてしかたありませんでした。心を鬼にして、この子だけ、別部屋に1か月しました。飼い主がいないと余計に「ニャ~!ニャ~!」鳴いて鳴いて心配で仕方ないので時間の許す限りできる限りこの子のそばにいるようにしました。いると安心して甘えて甘えてゴロゴロ音をしてくれました。この子猫時代の体験からなのかどうかわかりませんが、現在は4匹の猫の中でも一番の甘えん坊になりました。いつもいつも必ず行くとそばにきてゴロゴロして、しっぽをピーンと立てて、近づいてきて「ニャォ~!」と鳴いて抱っこやお目目を拭いてほしいとジーっとこちらを見つめてきます。名前を呼ぶと必ず「ニャン!」と鳴いてくれ、お水を替えてあげると必ず飲み、食欲は今一番食いしん坊の丈夫な猫に成長し今4歳となり、こんなに小さな命、無邪気で純粋な動物、自然体で生きる猫、猫は人を癒すためにこの世に生まれたきたのではと思い大事な家族です。