ありがとう
To:Danbow
From:inu*maru

Danbowははじめて迎えた保護犬です。 多摩川の河川敷に段ボールに入れられて兄弟4人で捨てられていたそうです。 とてもいい方が拾ってくださり里親募集をしたけれど、白っぽい兄弟たちは決まったのに黒かったこの子犬だけはもらい手がつかず、ひとりだけ近隣の愛護センターへ。 そこで少し過ごして保護団体さんに引き出され、預かりさんのおうちで楽しく過ごした後、生後4か月で私の家族になりました。 ダンボールから虹の架け橋でしあわせな人生を!とおもい、ダンボールとRainbowをくっつけてDanbowと名付けました。 たった4か月の子犬なのに。 一生懸命大人のふりをしていい子に振る舞う姿、リーダーを見ぬく勘の良さ。 天真爛漫でいい子だけど子犬とは思えないオトナな犬。 たった4か月の人生。 そのなかで大切な存在と何度も何度も別れ、いつも一人になるさびしさを味わい、どうしたらいいかを自分なりに一生懸命学んできたんだなと、胸がキュッとなりました。 その後はかなりの分離不安に。 どこに行くにもついてくる。いつもベッタリそばにいる。留守番させると何時間でも大声で泣きわめき続けていました。 自立させなければだめ、夜はクレートに入れて、日中もクレート訓練や別の部屋で過ごす時間をもって。毎日短時間な留守番から慣らしていって。。。等々いろんなアドバイスを受け、その通りにしていたけど一向に治らず。 これからどうしよう。。。と悩んだりもしました。 あまりにかわいくて、ある日ふと、もういいから一緒に寝よと思い。 その日から母犬のように兄弟犬のように、家にいるときは好きなだけそばにいさせてあげました。 たくさんぎゅっと抱きしめて、夜も一緒にくっついて寝ていました。 気付くと留守番中に泣かないようになっていました。 ひとりでおとなしくいたずらもせず待っていてくれるようになりました。 心が満たされるまで、好きなだけたくさんの安心感を与えてあげることの大切さをDanbowから学びました。 人生4頭目の犬との暮らし。 とても犬らしいDanbowは、犬として人とどう暮らしたいかをたくさん教えてくれる最高の相棒になりました。 わたしを見つけてくれてありがとう。 家族になってくれてありがとう。 安心してありのままに生きてね! 大好きだよ。