お空にいてもいつも一緒
To:ヨハンandジュナ
From:うみん♡
コロナが本格的に認識され始めた頃 ヨハンのメラノーマが見つかりました. もうすぐ14歳!っと誕生日の準備を始めようと思っていた矢先の出来事で まるで世界が終わったように真っ暗になりました メラノーマのやつの速さは半端なく、日に日にヨハンの体を蝕んでいるのが素人目にもわかるくらいで とにかく 1日も待てない!と いくつもの動物病院へ行き先生たちに食ってかかる勢いの毎日 当時は、コロナで仕事は急に無くなるし、ヨハンは病気だしと とにかく頭も心も全部が最低最悪な中で無我夢中な状態でしたが ふと 時間があるってことに気づきました 仕事がないという状況、しかも先が見えなさすぎて、あらゆる不安で押しつぶされそうな毎日でしたが 時間だけはある! 仕事に行かなくてよくて、動物病院へ行ける! ヨハンと一緒に居れる! 自他ともに認める分離不安な我が家の王子 ヨハンくんと とにかく一緒の時間を過ごすことが叶いました 心は決して穏やかなんかでなくトゲトゲしてて良い状態ではなかったけれど 一緒にいれることは なにより最高の時間でした きっと、コロナの状況下でなかったら 私は、仕事柄代わりがなく 仕事を休めずに、ヨハンのことに時間を費やせないという葛藤で壊れていたと思います 妹犬の、ジュナにはたくさん我慢してもらって わがままなヨハン大好きなかぁちゃんでいさせてもらいました ジュナとの時間も大切にしたい気持ちは、もちろんあったけれど ヨハンから一時でも離れたくなくて、ヨハンとジュナと一緒 =どうしてもヨハンがメインのペース な毎日でした ヨハンの治療は、奇跡的なペースで叶い 結果、予想以上の効果が出たりして このまま奇跡が続く、今のまま一緒に過ごせる日々が続くと勘違いさえするほどでしたが 夏の終わりにお空に旅立つ日が来てしまいました 私が、仕事から帰ってくるのをちゃんと待ってくれて 私の腕の中で息を引き取りました 見送る前の最後の日に過ごした海で まるで ボクはもう大丈夫だよーって言ってるかのような お空にファーっと広がるとても美しい光を見せてくれて その色は、大好きな水色と優しいピンク色に包まれていました 初めて見た、海と空のコラボレーションは ヨハンからのプレゼントのように感じました 写真はその時のものではありませんが、今でも海と空と大地とヨハンと繋がれてると信じています