新しい犬生のスタート!

To:チア

From:フォスターママ

チアはシェルターの保護犬として、里親が見つかるまでという条件で、フォスター(預かり親ボランティア)である我が家にやってきました。人間が怖くて、シェルターの片隅で震えていたチア。うちに来てからも隠れられそうな場所から全く出てこず、おやつやおもちゃを渡す一瞬のコミュニケーションを積み重ねることしかできませんでした。3週間経っても相変わらず怯えたままで、うちではダメかと思った時、ようやく首のあたりをちょっとだけ触らせてくれましたね!それから少しずつ打ち解けて、トリックを練習したり、チアからも尻尾を振って遊びに誘ってくれたり、一緒に昼寝をしたり、一歩一歩ですが心を通わせることができました。ついに里親が決まった時は、嬉しくもあり寂しくもあり、複雑な気持ち。初めて我が家に来たときの怯えた姿と、すっかり懐いてくれたチアの頑張りを思いながら、今の涙のお別れでした。でも、フォスターにとっては終わりでも、チアにとってはこれからが大事な新しい生活のスタートなのです。私たちにたくさん愛情をくれたチアなので、新しい家族にもたくさんたくさん愛情をもらって、与えて、幸せな犬生を歩んでくれると信じています。幸せにね、チア!