天使のキミと一緒に散歩♡

To:ラッキー

From:かおり

夫婦2人から独身へと、波瀾万丈な人生を共に生きてくれたラッキー。いつも向けられるのは、お散歩は?遊ばない?の笑顔でした。散歩に行ったら最後、アンコールの多さに一向に帰れなくて(笑)。 あの日の散歩の途中、母危篤の知らせを受けた家の前で、なぜか真横にパタッと転んで。2週間後の葬儀が終わるまで症状を出さず、それから半年もの時間を私にくれて旅立ちました。 1人の散歩は辛くてしてなかったけど、コロナ禍の運動不足にふと思い立ち、ラッキーの散歩コースで朝ウォーキングを。そうしたら、こうやって私は季節を感じて、頭を空っぽにして、自分を取り戻してたんだなと気がつきました。 ラッキーがいたときは日に2回の散歩だったのに、今では3〜4回行くことも…。天から「あのときからそうしてくたら」と嘆く声が聞こえそうだけど、今も一緒にキミが歩いてるのも知ってるんだよ。だって、早く帰りたいのに「あっち行ってみたい」「こっちが面白そう」って私が絶対に思わない考えが頭の中を駆けるんだもん♡ そろそろ本物の体に乗って、私のとこに帰ってこない?