いつも家族を癒してくれてありがとう

To:ラテ

From:松藤 彩乃

妊娠23週目、急になった切迫早産。看護師として働いてたあたしは仕事が好きで、人と話すことが好きで、それが生きがいでした。しかし、急に強いられた自宅安静。朝主人を見送って帰ってくるまで誰とも話さない日々。頭がおかしくなりそうでした。赤ちゃんのためだったけど本当に安静は辛く、泣き続ける日々を送りました。 ある日、買い物だけならと許可がおり、食品の買い物を済ませた帰り道に主人がペットショップを見つけました。「寄ってみようか」と何の気なしに言ってくれたことがラテをお迎えすることになるとは·····。もともと犬が好きな私たち。「いつかわんちゃん飼いたいね」とずっと話して、ペットショップを見に行く習慣がありました。そのペットショップに入ると、店内のケージの中でぴょんぴょんするチワワを見つけました。一目惚れでした。ケージでは元気に跳ねていたのに、抱きかかえると震えるチワワちゃん。その姿に守ってあげなきゃと思いました。「飼いたい」と主人に言いました。主人は「飼おうか」と言ってくれて帰りの車の中でラテと2人で相談して名付けました。 次の日、お迎えに行ってお家に来ました。それからの日々は、ラテに癒される毎日で安静も苦になりませんでした。トイレトレーニングは大変でしたが·····笑。 それからしばらくしてあたしは無事に出産しました。ラテと赤ちゃんが仲良くできるか、産前からすごく心配していました。ラテのことは信じていたけど、今までラテだけをお世話していたのが赤ちゃんに付きっきりになってしまう時もあるので、どうかなと思っていました。ラテはあたしの心配なんていらなかったかのように、赤ちゃんが来た日からずっと優しく寄り添ってくれて、泣くと駆け寄ってあたふたしたり、寝てると一緒にくっついて寝たりしてくれました。その姿がまた癒しで、大変な子育ての日々にラテは癒しをくれました。赤ちゃんが大きくなってくると、おもちゃを取り合って遊んだり、おやつを取り合ったりとまた違う2人のかわいい姿が見られて癒しになっています。 ラテ、安静で辛かったママの日々に癒しとやりがいをくれてありがとう。優しいお兄ちゃんになってくれてありがとう。あなたは私たち家族の癒しで、たからものです。これからはママたちがラテさんに癒しを感じてもらえるようにするからね。あ、でもまた赤ちゃん増えるから、優しいお兄ちゃん引き続きよろしくね♪笑