ずっと大好きなうさぎのあめちゃん
To:あめり
From:たじまま

4歳になってすぐにお月様に行ってしまったあめり。ずっと元気だったのにうさぎによくあるうっ滞であっという間でした。今もああしてあげていれば、こうしていればとか、生き絶える間際の苦しそうな顔は3年経っても今でもはっきり覚えていて涙が出ます。しばらくは眠りにつくまでの時間が辛くて辛くて携帯のゲームで気を紛らわせて寝落ちするしかありませんでした。お風呂の湯船に浸かる時間も辛いので半年はシャワーのみでした。そんな中いわゆる49日が経ったくらいにあめりが私のベッドの横で寝ていました。あめちゃん!生きてたんだね!って背中を撫でてあげました。その感覚が本当に手に残っていて夢とは思えません。そのあとはなぜかあめりは人間の少女になって木でできた門を開けて歩いて行ってしまいました。行かないで!叫びながら、泣きながら目が覚めました。本当にこんな不思議なことってあるんだなと思いました。それまでは片付けられないケージがカタカタ鳴ったりする不思議なこともありましたが、一切なくなりました。 2年後、これまた不思議な縁で飼い主さんが亡くなり保護された5歳のうさぎ、カイリの里親となりました。家族全員にすっかり懐いてくれて癒しと元気をもらっています。いつまで一緒にいられるかわからないですが、安心してのんびり過ごしてくれればと思います。 カイリに会わせてくれたのもやっぱりあめちゃんなのかな?って感じています。 あめりはペットショップから来た子ですが、あめりが行ってしまってから、犬、猫、うさぎさまざまな動物たちが恵まれない環境で飼い主さんを待っているのを知りました。里親制度も広がりつつある中にもやはり年齢の低い子が先にお家を見つけるという、年老いた子たちには切ない事実があります。うさぎの5歳ももうシニアです。 でも元気だし毛艶もいいし、落ち着いていて飼いやすいなと思います。先を考えるとあまり長くいられないからとか考えてしまいますよね。でも動物たちには生きている今が幸せであることが大切なのかもと思うようになりました。