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優良ブリーダーを見抜く目を持とう

活動レポート

優良ブリーダーを見抜く目を持とう_第三回~チェックリスト~

2025.11.11

目次

ここまでの連載では、優良ブリーダーを見抜くための理念や環境づくり、社会化、販売姿勢などを紹介してきました。
最終回となる今回は、それらを踏まえて「実際にどんなポイントを確認すればいいのか」を整理します。

ワンちゃんを迎える前に、ブリーダーの考え方や環境を自分の目で確かめることはとても大切です。
海外のブリーディング基準にも通じる視点をもとに、信頼できるブリーダーを見極めるためのチェックリストを紹介します。

遺伝的リスク

※写真はイメージです
  • ミックス犬や極小サイズ、レアカラーを繁殖していないか?
  • 親犬の遺伝子検査や血統証明を提示してくれるか?

住環境・健康ケア

  • 犬舎を訪れたとき、清潔で臭いが強すぎないか?
  • 冷暖房や広さなど、環境が整っているか?
  • ワクチンや健康診断の記録を渡してくれるか?

社会化

※写真はイメージです
  • 子犬が母犬や兄弟犬と自然に過ごしているか?
  • 人や生活環境への慣れを意識した飼育がされているか?

販売姿勢

  • ペットショップやオークションを利用していないか?
  • 飼い主を選ぶ姿勢があるか?(急かす場合は要注意)

まとめ

優良ブリーダーを見抜くために必要なのは、特別な知識よりも「命に向き合う姿勢」を見極めることです。
遺伝的な健全性を大切にしているか、清潔で安心できる環境を整えているか、子犬の心を育む社会化に取り組んでいるか、そして何より、命を大切に託す誠実な販売姿勢を持っているか――。

こうした視点でブリーダーを見ることは、ワンちゃんの幸せな一生を守る第一歩です。
一人ひとりが正しい選択を積み重ねていけば、健全な繁殖と動物福祉が当たり前の社会へとつながっていきます。

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