14となった貴方へ

To:らら

From:美都

私が小学1年の時、ららに出会った。パピヨンがどうしても欲しかったのだが、両親は唯一売れ残っていたららを買ってきた。初めはパピヨンが良かったなと思っていたのですが、ビーグルの特徴である活発で明るい性格。外で一緒に遊ぶことが楽しくて、好きになっていきました。また、吠えたときや走っているときに耳がパタパタとする姿が可愛くて仕方がなくて、今も耳をつい触ってしまいます。そして、後にもう1匹チワワのチョコが家族としてやって来ました。チョコはちょっと我が儘で、いつも触ってくれとららを押し退けてやって来ます。チョコが幼い頃は、ららのご飯をおやつを奪っていくなんてこともありました。しかし、ららはチョコの我が儘に怒ることなく、自ら譲るような優しい心の持ち主です。 なんですが…ビーグルという犬種はヘルニアになりやすく、ららもヘルニアになってしまい、大好きだった散歩に行くことが出来なくなりました。庭に出る程度ならいいと言われているので、外に出るとなるととっても嬉しそうに出ていくんです。その時、ヘルニアにさせてしまったことをとても申し訳なく思っています。 ですが、今年で15歳を迎えます。右目は白内障でもうほとんど見えないのでしょう。残っている左目で家族を判断しているんだと思います。耳も遠く、鼻も鈍くなり、顔も白くなっていく…。長生きしてくれていますが、年を取ったんだねって言う度にとても悲しくなってます。 なので、毎日写真を撮るようになりました。寝顔や遊んでいる姿…色んなららの姿を残していこうと思います。