虹の橋のラフィくんへ
To:ラフィ
From:ホンダ リエ

3月20日ラフィくんが虹の橋へ旅立って 1年が経ちましたね。 亡くなっとき。 お庭の桜の木の大きな枝が折れていました。 去年の桜は辛過ぎて、悲しくて鑑賞するきもちにもなれませんでした。そして毎朝一緒に歩いた美しい木々が立ち並ぶあのお散歩の道は通ることさえできずにいました。 5月に折れていた桜の木のあの枝に、葉が付いているのを見つけました。 折れているのに、幹と繋がった一筋の栄養で、青々とではないけれど、でも必死に葉をつけていたのです。涙が溢れました。私はそれがラフィくんからのメッセージだと悟りました。 "強く生きて!頑張って! メソメソなんてしないで! 僕のお散歩の道、大好きだった森へ行ってごらん!" そんな不思議なメッセージを感じました。 そしてほどなくして、我が家に殺処分対象になってしまうと聞いた 脳に障害のある立ち上がれない生後2カ月の子猫ちゃんをお預かりすることになりました。 生後2カ月。まさに ラフィくんが旅立った月に生を受けた猫ちゃんです。 立てなくても力強く生きて欲しいと願い、 名前をリキと名付けました。 メソメソしていた私たちが また立ち上がることをラフィくんは教えてくれましたね。 そう思えた時から、私は毎朝欠かさずに、少し元気がなくなっていたリオくんとラフィくんが大好きだった、あのお散歩の道と森へお散歩に行ってますよ! こんなにも美しい道であったこと。 こんなにも素晴らしい森であったこと。 ラフィくんがまた教えてくれました! ラフィくんの一周忌の1週間前に ラフィ桜の木の枝が、屋根の雪庇の雪が落ちて、小枝が折れているのを見つけました。 可愛そうに思い花瓶に活けてみました。 それがなんと!命日の3月20日に 桜の花が咲いたのです! また虹の橋から私に贈り物を送ってくれたのですね。 私は虹の橋のラフィくんに 何を贈ってあげられるのでしょうか。 自問自答の毎日です。 でも確実に森へ誘ってくれたことで 私は元気 ラフィくんの様な、しあわせと元気を 人に動物に自然にも与えられる様な存在になりたいと力強く思っていますよ。 ラフィくん虹の橋から見ていてね! あなたのお姉ちゃんのもねも あなたの大好きだった相棒のれんも 夢に向かって挑戦してるよ! あなたが虹の橋から贈ってくれる メッセージをいつも、どこにいても 感じ取りながら頑張るよ! 愛してる!大好き!