愛のバトンタッチ
To:リッキー
From:Mary

初代ワンコの柴犬リッキー。 私が子供の時から大人になるまで一緒に育ったリッキー。いつも家族の中心にいた。 色んな所に行ったね。当初はまだ愛護団体や動物保護団体などがなく、唯一この子だけがペットショップからとなってしまった。 その後沢山保護犬を迎えたけど、子犬から暮らしたのは後にも先にもこの子だけ。 沢山の思い出がある。 16才頃から介護が始まり、足腰が弱って補助をしたり、ごはんをスプーンであ~んと食べさせたり寝不足の日も続いたけど、老後はとても穏やかだった。抱っこしてお庭で鳥の声をききながらウトウトしていたのを見るのは至福の時間でした。寝たきり介護はたった半年。17年の大往生だった。ワンコとの介護の時間はお別れの準備の時間でもある貴重な時間。人間の介護とは違って日数も短い。今現在介護中である人も感謝と愛情をたっぷり注いであげてほしい。リッキーは最期の夜ワンと大きな声でないた。ずっと横について明け方息をひきとった。看取れて本当によかったと思う。 ただ17年も一緒にいたので、ペットロスは5年以上経ってもなくなることはなかった。 ペットロスを乗り越える唯一?の方法は、またワンコを迎える事だと教えてくれたのもリッキーだった。 わんちゃんの人を癒す力は限りなく大きい。 中には愛犬を亡くしてもうあんな悲しい思いをしたくないからもう飼わないと言う人もいるけど、自分の為に…ではなく、家族を必要としているワンコやニャンコ達を迎えてあげる、とゆう選択を視野に入れると余生の気持ちも豊かになり、ペットロスを乗り越える力になると思う。愛犬に沢山の愛と楽しい日々を貰ったので愛犬の仲間にせめてもの恩返し。 今でもずっと大切な子。大好きだよ!リッキー。 Love always. . Mary