忘れられなくて
To:まい
From:鯨井奈々

当時勤めていた職場の作業場の天井から猫の鳴き声が、、、社長から天井を壊してみると、断熱材に挟まれて身動きができなくなっていた子猫五匹を発見。鷲掴みされて救出された五匹の猫のうち一匹は母猫が取りに来ましたが残り四匹は取り残されてしまったため保護。毎日ミルクやらおしりのお世話やら、夜も二時間おきにお世話して、、、などと大変でしたが苦にはなりませんでした。二匹は無事に貰われていきましたが、残りの二匹は貰い手が見つからず、地元の団体さんにお願いして里親を探し事になりました。手元にいたのは茶トラの雄と雌の兄弟で2匹とも人懐っこくヤンチャでとてもかわいく、可愛かったので里親さんも順調に見つかりトライアル期間に入りましたが先にトライアルに行っていた雌の茶トラが先住猫さんと折り合いがつかずに帰ってくることとなりました。トライアルに行ってから二週間もたっていること。小さかったので覚えてないだろうなと考えながら迎えに行くと里親さんのところから渡された途端に擦りより甘えてきてくました。覚えててくれたんだという思いとともに、愛おしさがこみ上げてきて連れ帰りながらこのこを家のことして迎え入れようと決めました。うちはシングルマザーで子供が二人。お家も広くはないしけして猫にとってはいい環境とは言えないかもしれない。でも、そんな家に帰るのを望んでくれているこの子を受け入れてあげたいと強く思いその後団体さんにお話をしてそのままうちに来ることとなりました。今では大きくなり、うちのアイドルとなっています!