天国のフウ太へ
To:フウ太
From:なお

フウ太が我が家に来た時すでに4歳位になっていました。以前の飼い主のところでいぢめられていたこともあり、人によりつきませんでした。 それでもだんだんと心を許しくれて、1年経った頃には撫でてほしくて甘えてくるようになりました。 とても聞き分けが良く、元気いっぱいのフウ太君。 13歳になる頃1番懐いていた父が施設にはいり、より一層甘えるようになりました。 抱っこもせがむようになり、やっと犬らしくなったねってみんな言うようになりました。 歳をとりだんだん耳が聞こえなくなってしまい、それでも気配で私達の動きをよく見ていました。 痴呆も進みご飯たべてもまたせがむようになり、一度立てなくなった時にはお医者さんからももう長くないかもと言われていましたが、また元気になってお医者さんもびっくりしていましたね。 施設に入った父と同じみたいに、2人で痴呆になってました。 寝るときはお気に入りのハウスでいつまでもひっくり返ってガリガリやってたね。 昨日の朝もガリガリやってたから安心してたのにね… 突然動かなくなって病院に連れて行くことも出来ずにあっという間に虹の橋へ旅立ってしまいました。 フウ太は私達といて幸せだったかな? いろんなとこ行ってもいつもかわいいねっていわれたね。 大人しくスリングの中に居てお店の人気がつかなくてびっくりしてたこともあったね。 もっともっといっぱいいろんなところ行きたかったね。 もっともっといっぱい遊びたかったね。 虹の橋でいい子に待っててね。 私達が行ったら、もっといっぱい遊ぼうね。 フウ太が居てほんとに楽しかった。 ありがとう。 今はゆっくり休んでね。