出会ってくれてありがとう。

To:めい

From:シナモン

うちの猫の名前はめいです。 2018年5月7日に生後5日で保護しました。GW中にお隣のフェンス越しに子猫の泣き声がしました。お隣はゴルフの打ちっぱなしになっていて格子の金網になっています。近所で野良猫が子猫を産む事が度々あったので、子猫の泣き声を聞いても気にしませんでした。GW明けの7日の天気予報で午後からは雨と言っていたので、何げなく気になって泣き声のする方に行ってみました。よ~く見ると草むらから、ごそごそと動くものが見えました。お隣のゴルフ場は親戚がやっているので、入っても大丈夫だろうと思い、金網を乗り越えて草むらを掻き分けて見に行きました。泣き声のする方に行ったら、子猫の横で親猫が亡くなっていました。とにかく子猫を助けなくてはと思い、朝9時から始まる近くの動物病院に並んで診察してもらいました。脱水症状や体温が下がっていたので預かってもらい、様子をみてもらう事になりました。午後5時に電話があり、見に行くと動いて生きていました。 100gも満たない子猫で手の平に乗る程小さく、スポイトでミルクを2時間おきにあげる事、体温調節が出来ないので病院から頂いた点滴の袋に水を入れた物をレンジでチンして温めたあとタオルでくるんで側に置いてあげる事、ティッシュでチョンチョンとしておしっこを出してあげる事を獣医さんに言われ、まるで息子を産んだ時のような生活が始まりました。息子を産んだのは20年前で、まだ私も若かったので良かったのですが、今回はそうはいきません。寝不足でその頃の記憶がほとんどないです。多分虹の橋を渡ってしまうだろうと思いながら毎日過ごしていました。器官にミルクが入ると肺炎になってしまうと獣医さんから言われたので、スポイトでミルクを1滴ずつ口に恐る恐る入れてあげて、飲み終わるまで少一時間かかっていました。保護して5日目哺乳瓶でミルクをあげたらミルクを哺乳瓶から飲んでくれました。そこからは劇的に楽になり、スクスクと成長して、今では4kgになって私達家族を癒してくれています。 家の息子が犬猫アレルギーなので動物を飼うのをずっと諦めていました。 折しも息子が「友達のお家のワンちゃん、猫ちゃんを触っても何ともないよ」と言っていて、猫でも飼ってみようかとジモティーに里親募集をGW中にしていたところでした。 めいと出会ったのは運命なのかなと思います。めいに出会えて幸せです。