センター名ロッキー改めロイに。長生きしようね!

To:ロイ

From:大野愛優子

現 保護犬5頭 保護猫9匹の中の一番新人(ウチの子半年)で、宮崎県動物愛護団体センター内で譲渡不可の判定を受け一昨年12月から9ヶ月間収容されていた子です。 先住の、この子も10歳過ぎてから6年半暮らした柴ミックス♀を老介護の末に亡くし、時を同じくして宮崎県で保護活動している方からこの子の相談を受けて写真見たのみで引き受けたという経緯。 元猟犬と思われる大型犬 シニア 病気 フィラリア陽性 怒りスイッチありの、さまざまな理由から譲渡不可になったのでしょう。 飛行機に乗ってやってきたロイを羽田空港まで迎えに行き、そこで初めて会いました。 見た目も性別も全く違うロイは、なんとその老介護後に看取った子とやることなすこと全く同じで性格まで似ていて驚きました。 「目はよく見えない 耳も遠い 殆ど寝ている」 そんな情報だったのが、よく見えるしバッチリ聞こえるし殆ど起きて動いています(笑) 彼なりにセンター内で諦めていた証拠かなと思います。 大きい子ばかり(小型犬もひとりいます)だし猫もいるから群に加われるか心配もあったのが、初日から馴染みました。 もちろん先住っ子たちは一線を置いていましたが本犬は全く関係なく我が道を行く。 これも亡くなった子と同じ過ぎて、初めから驚きの連続で今に至ります。 全く自然に家族に加わり、お部屋生活も猫との生活も初めてのはずなのに不思議です。 看取った子(ナミといいます)がロイを連れてきたとしか思えないほど。 ナミが歩けなくなった時に自作で作った歩行器、もう一つ改良して作ったものがナミに大き過ぎて使えずに終わってしまったものが今もあり、なんとそれがロイに使えるサイズの歩行器。 ロイが来るなんてまったく予想していなかった時に既に作っていたんだと、改めてロイとの縁を感じています。 ナミも10歳過ぎてやってきました。 ロイも同じぐらいでやってきました。 ナミの介護では悔やむことも心残りも沢山あり多頭ながらもロスに陥ったいたのが、このロイが来たことでナミにしてやりたかった、その続きをしてやれる そう感じてナミが導いてくれたのだと思っています。 宮崎県の団体さんも、まさかナミと似過ぎているなんて予想もしていなくて驚いています。 私はこのロイのお陰で立ち直ることができました。 オシッコが近くてとてもとても手のかかる子ですが、それが逆に私を元気にしてくれています。