「ママ」って聞こえちゃった

To:みみ

From:ねこきち

5年前の冬。 毎朝、娘と登校するお友達にくっついて我が家に迷い込んできた、生後2か月ほどの白猫。 目がぐじゅぐじゅで、鼻もふがふが。 大きな道路に出たら、ひかれてしまうからと一時保護。 でもお母さんとが近くにいるはず、お母さんのところに帰りたいかな・・と、段ボールに毛布を敷いて玄関に置き、様子をみるも一向に帰る気配はなし。 寒いしかわいそうだなと、家に入れると初めて会った私にすり寄って「にゃあ」と一声。 この「にゃあ」が「ママ」って聞こえちゃったワタシ(笑) すぐに抱きかかえて病院へ。 診察中もおりこうさんで、この子ならすぐに里親さんみつかるなと、自宅で元気になるまで面倒見ることに。 聞けば、ご近所のおじいちゃんがご飯をあげていた猫ちゃんの子だったようで、おじいちゃんにも「里親探ししますね」と宣言し、元気になったら里親さん募集・・と思ってたのに、結局可愛すぎて手放せなくなっちゃいました。 先住猫のこむぎは、いまだにみみの自由奔放ぶりに困惑気味ですが、きっとこの子は「うちの子になりたくて、ここに来たんだな」と思っています。 ずーっといっしょだからね! みみちゃん。