あろまは生まれてすぐ猫風邪になり、目へ感染が広がり若くして両眼を摘出しております。
里親探しの手伝いをして欲しいと友人から声掛けられいつもすぐ見つかる子猫でも、両眼が無いと言うだけでずっと引き取り手が見つかりませんでした。

何となくそうなることは想像は付いてましたが、世の中の偏見という物がいかに邪魔をしているかが痛いほどわかりました。
誰も居なかったら私が引き取る覚悟でいたので見つかるといいねと思いながらも、見つからなくても大丈夫だよという思いもありました。

結局私の大切な家族の一員となり
平和に過ごしています。
目が無いことに私はあまり不安な気持ちはなく、小さい身体で誰にでも近づいて行く姿を見てこの子は強い子になるな、見えなくたって他の猫と変わらない普通の猫だと感動しました。

少しでも「目がないから可哀想」という偏見を他の猫ちゃんと何も変わらないよ？ということをあろまの力を借りて多くの方に知ってもらいたいと思っています。