いつも行く麺屋さんの軒先に猫ちゃんがいます。飼っている訳ではないようですが、看板猫ちゃんになっています。大変人懐っこく、触れる度に思い出します。私が高校生の時に、ふらっと現れた迷い猫。首に鈴をつけていましたが、名前住所などはなく、お世話をすると居着いてしまいました。グレーでフワフワした毛種の猫でした。新築の家は爪研ぎでクロスからグシャグシャに。寂しがり屋でおっちょこちょい。いつもトイレを失敗して、長い毛なみにつけて帰ってきて、2階の私の部屋の網戸をにゃーにゃー言いながら引っ掻いて、開けて～と夜中に言ってきます。夜中に私はすずちゃんを抱えて、風呂場まで行き手足を洗ってあげてまた寝ます。網戸は引っ掻かれて穴開きだらけでした。ふらっと迷いこんで、赤ちゃんをうんでまたすずちゃんはいなくなりました。うしくんととらちゃんとひげちゃんが、家の住人になりました。特にうしくんは猫白血病で、一生懸命生きましたが、治療のかいなく天国にいきました。また、天国で親子仲良く過ごしていたらいいなぁと思います。