私のボクの話

To:ボク

From:みなえ

チャメを投稿した同一人物です。チャメの後に我が家に来た、もう1匹の犬のボクの話をします。 この子は私が大学生になった頃、昭和40年頃に、姉が近所の酒屋さんで産まれたわんちゃんの中から1匹連れて来ました。そのため、姉が名前「ボク」と付けたので由来はわかりません。 スピッツの雑種で、本当に真っ白。顔立ちも良く、とてもキレイな犬でした。性格がどちらかというと穏和ではなかったです、家族以外の人には慣れず寄られるといつも怒っていましたね。なので散歩の時とか、家に家族以外の人が来るときは大変でした。家族の中でも、私が一番だったようで、私の言うことにはいつも聞いてくれました。 私が大学を卒業し、仕事をするようになり、なかなか面倒を見れないことがありました。今は液体とか飲み薬がありますが、当時はフィラリア予防が注射で毎年獣医さんのところへ注射を打ちに行かなくてはならなかった時代です。 たった一夏、フィラリア注射をしなかったせいで、フィラリアにかかりボクは8歳で死にました。というのは、私が仕事でどうしても家を空けなくてはならず、面倒を頼んだ家族が注射をしなかったからです。ボクは、私の目の前で突然、興奮しクルクル回りながら倒れそのまま死にました。 私はこのことが本当に、今でもショックです。その後は、仕事をしていたのでかなりの期間、犬を飼えなかったのですが…。今は家族と共に、1匹の犬と暮らしています(ちなみに、前に投稿されているクーたんと黒のナナと白のナナです。この3匹は娘が投稿しました)。 どんな子でも私人間と同じドラマがあります。このような話の投稿が寄付に繋がるとのことでご協力をさせていただきます。写真も、話の時代も古いですが。