大切な家族

To:キキ

From:kana

黒猫のキキは交通事故にあい道の真ん中で動けないところを私の妹に保護されました。 ガリガリに痩せ片方の目は塞がり、鼻や口から出血もあったのでそのまま近くの動物病院へ。 数日後、退院したキキ。我が家には既に3匹の保護猫がいたので里親を探しましたが見つからず、とりあえず里親さんが見つかるまではと我が家で預かることに… 先住猫のこともあり、翌日伝染病の検査へ行くと「猫エイズ」陽性の結果が。 どうしようと不安でしたが、弱っているこの子を放っておけないとそのまま引き取る決意をしました。 その後は「キキ部屋」をDIYして隔離していましたが主治医から「エイズキャリアの子はストレスフリーで過ごすことが一番大切!そこまで神経質にならなくても大丈夫!」と言ってもらい、引越しを機にケージフリーでみんなと一緒に過ごせるようにしました。 今ではキキのあとに保護したみるくに毛繕いしてもらったり、みんなと仲良く穏やかに過ごしています。 塞がっていた目も2度の手術を受け、今は綺麗に見えています。 キキから「生きる強さ」を教えてもらいました。 そんな私は先月腫瘍を摘出する手術を受け、いまは元気になりました。 これからもこの子たちのために元気でいなきゃね! 今は5にゃんに囲まれとても幸せな日々を過ごしています。 みんなありがとう。これからもよろしくね。