君は家族。

To:メルミ

From:宮cat

メルミに出会ったのは今から2年ほど前の冬のこと。今でこそまるまると太った、食べたらさぞや美味しそうなメルミですが、初めて会った時の彼は骨だけのガリガリ。持ち上げたらびっくりする程軽くて、どこかのごみを漁ったのでしょう、ほんのりごみ捨て場のにおいがしました。後で分かったのですが、彼は飼い猫だったのを捨てられて、ある日突然野良猫になってしまった子でした。 いつもキャットフードを食べて暮らしていたメルミが、凍てつく寒い日に生ごみを漁って生きていたと思うと、今でも涙が出ます。 そのせいかメルミにはいつもたくさん食べさせてやりたくて、気がつけば今はすっかり肥満児になってしまいました。あんなに最初はしおらしかったのに、今はメルミが主さまかのような顔をしています…。 そんなメルミが家族一同大好きです。 でもずっと一緒にいたいから、そろそろ餌はちょっぴしだけ減らしちゃうけど怒らないでね。